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夏・近況報告

8月も終わりですね。

まだまだ暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか?

ご無沙汰しておりました。

僕は10月のトライスロンに向けて日々走ったり、泳いだりしています。

まだまだ日中はあまりに気温が高いので、自転車とランニングは涼しい早朝に行い、夜は区民プールで泳ぐか、ジム(クーラーがよく効いている)で筋トレをしています。7月に試行錯誤した後、たどり着いた最適解でした。

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ここで泳ぎます(笑)

午前5時30分過ぎの大阪城公園。気温は26℃。ほとんど風はない。ようやく涼しくなってきた。拷問のような日中の暑さよりは全然マシなので、僕はこの時間に走ることにしている。

走り出してすぐに「太陽の広場」の向こうから、朝日が顔を出す。夏の太陽は朝から元気いっぱいだ。そして、あっという間に気温を上げにかかる。おいおい、そんな急ぐなよ。

暑い・・・。2kmを過ぎる頃には汗が止まらなくなる。けど決して不快ではない。むしろ、走れることに喜びを感じる。

そう、僕は走ることができている。

思えばちょうど3年前の今頃は病院のベッドの上だった。前十字靭帯断裂からの再建手術。4週間の入院。歩くことすら出来なかった。大好きな夏を棒に振った。車椅子に乗りながら、病室の窓から夏空を見ていた。

そんな悲惨な状態を思い出すと、今の自分は遥かにマシなんだと感じる。

7月からランニングのパーソナル・トレナーにお世話になっている。1番苦手で不安が強いランニングを改善するには、自分だけの力では厳しいと判断したからだ。

トレーナーに指摘されたのは立ち姿勢とランニングフォームの悪さ。僕は骨盤が後傾しており、お腹が出て猫背気味になっていること。そして走っている時に左膝が外に流れる癖があること。股関節と足首の硬さに問題があること。まずはそのあたりの改善から始まった。

さらには「まだ走れる状態ではないですね」と走ること以前に、「歩く」ように指導を受けた。身体に軸を作り、重心を意識したフォームでのウォーキング。週3回~4回、1時間半ほど大阪城公園を歩く。7月はとにかく歩いた。1か月で100km近くの距離をこなした。こんなに歩いたのは人生で初めてかもしれないという位。

8月に入り、ようやく走る指導を受けた。膝への負担を減らすため、骨盤の位置を調整し、着地の仕方を変え、フォームもより前へ進みやすいものとなった。

ウォーキングとジョギングを交互に1時間。ジョグのペースはかなりスロー。1kmを8〜9分。我慢強く、要はのんびり時間をかけて「遅筋線維」をつくるという狙いの練習。

今大事なのは、とにかく膝に負担をかけないフォームをつくること。それでも調子に乗ってペースを上げると、途端に練習後に膝が痛む。毎日アイシングは欠かせない。

早朝にも関わらず、少なからずの人が走っている。そしてどんどん僕を追い抜いていく。ちょっと悔しい。もっと早く走りたい気持ちがないと言ったら嘘になる。けど、今はその段階に僕の足腰は達していないから、グッと我慢する。自制心が必要だ。

それでも、走れる喜びを僕は味わっている。夏にピッタリの懐かしい曲(リンドバーグ、渡辺美里、PERSONZ、米米CLUBなどなど)を聴きながら走るのは実に楽しい。なぜかこの時代(80年代後半)の曲がしっくりとくる。

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この練習ペースで果たしてトライアスロン本番に間に合うのだろうか?という不安は常にある。けど走ったり、泳いだり、自転車を漕いだりを積み重ねていくしか方法はない。地道な取り組みだ。

コンディションを作るために酒の量もだいぶ減った。おかげで7月末の人間ドックも全く問題なかった(以前は中性脂肪値や尿酸値がひどかった)。

ランニング後の楽しみは、開店したてのスターバックスで飲む冷たいアイスコーヒー。屋外のテラスで一息つく。

今朝、僕が考えたこと。

時に僕たちは望んだ場所でないにせよ、自分が置かれた環境に満足してしまうことがある。

もう、これでいいかな?って、自分自身を納得させてしまう。

そんな風に自分を誤魔化し妥協すると、いつの間にやら、自分の限界に挑戦する気持ちを無くしてしまう。

実際のところ、自分の可能性を狭めているのは自分自身。

目の前にある崖っぷちを飛び越えようとしなくなる。

でも自分が飛べるか飛べないかは、実際に崖から飛び出してみないとわからない。

だから勇気を持って飛び出してみよう。

きっと大丈夫。

さあ、9月。

祈りの森でお会いしましょう。







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