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【データ公開】睡眠とお酒の関係

あなたは、ぐっすり眠れていますか?

最近、僕はよく眠れるようになりました。お酒を減らしているのが大きいですね。

今回は、睡眠とお酒の関係についてお話しします。僕自身の睡眠データを公開しますので、参考にしてください。

はっきり言って、お酒を飲まない方が深く眠れます。

つい最近まで僕はほぼ毎日、お酒を飲んでいました。もっとも、あまり体質的に強くないので、2〜3杯ぐらいです。夕食と一緒に缶ビールを1、2本。食後にウイスキーをロックかハイボールにして飲むのが定番でした。しかし飲んで寝ると、翌朝「しんどいなあ」と常に感じていました。

では一体、何が違ってくるのでしょうか?

第1に、ノンレム睡眠の深さが違ってきます。僕ははauto sleepというアプリをApple Watchと連動させています。このアプリは睡眠データが取れるので重宝しています。僕の感覚とデータがあっているので信頼しているアプリです。

ではまず、お酒を飲まなかった日のデータ。

これは先週の日曜日の夜。疲れていたので、いつもより寝るのが早かったです。特に最初に2時間が深く眠れています。

睡眠は、最初の3時間が大事です。脳が休息している状態をノンレム睡眠と言いますが、上のグラフだと、ちょうど谷のところですね。

ノンレム睡眠は脳をしっかりと休めて、記憶の定着と選別を行ってくれます。不必要な情報も整理してくれます。また身体の修復、回復を促す成長ホルモンが分泌されるので疲労回復に効果があり、翌日のコンディションに大きく影響します。朝、起きて、スッキリしているのはノンレム睡眠がしっかり取れているからです。

一方、お酒を飲んだ日の状態を見てみましょう。

はい、一目瞭然ですね。最初の3時間が深く眠れていない。これは昨夜のもので、妻と鳥貴族で楽しく飲んで食べてきたのですが、酔っ払って早々に寝てしまいました。

ポイントは最初の3時間が、あまり深く眠れていません。レム睡眠が浅い。0時前くらいにようやく谷が底にきています。その後も眠りが浅く、起床時に「しんどっ」と呟くほどに疲れが残っているのを感じました。時間としては8時間寝ているので、そこは良かったのですが。

次に、脈拍数も関係しています。飲酒しない日は睡眠時に脈拍数が30%低下するのですが、飲むと20%ほどしか低下しません。しかも深夜になってようやく下がり始めますので、あまり体が休まっていません。

僕の場合、長年に渡って毎晩のようにお酒を飲んできたので、睡眠が浅い状態になれていたのですが、ここ数年は急激に疲労感が強くなってきました。年齢のせいですかね。ただ、データで見ると違いがよくわかったので気をつけようと心がけています。

ハードな1日を終えて、布団に横たわった瞬間は、なんとも心地が良いですよね。明日は月曜。ぐっすり眠って、また1週間乗り越えましょう。

おやすみなさい。

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