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【消防士へ届け】誇りを取り戻そう——なぜ私たちはこの道を選んだのか


最近、仕事の愚痴不変不満を聞くこと多く感じる。
特に40代を過ぎた隊員から。
この中堅を過ぎてベテラン層になったネガティブな人間の下には必ず志ある若者がいます。そして、連鎖反応を起こしていく経験をもった方もいるのではないでしょうか?
今日はそんな誇り低き消防士にメッセージを送りたい。
目次
1. はじめに——「初心」、忘れていませんか?
2. なぜ消防士になったのか、自分に問いかけてみよう
3. 「ただの仕事」になっていない? 日々の業務を見つめ直そう
4. 目の前の命と向き合う——私たちの使命
5. 仲間とともに、誇りを取り戻そう
6. おわりに——私たちは特別な仕事をしている

1. はじめに——「初心」、忘れていませんか?

消防士として働く中で、ふとこんな気持ちになったことはありませんか?

「なんだか最近、やりがいを感じられないな……」
「昔ほど熱い気持ちが持てなくなったかも」

仕事が日常になってくると、最初のころの情熱を忘れてしまうことがあります。
忙しい日々の中で、「自分は何のためにこの仕事をしているのか」を考える時間も減ってしまうかもしれません。

でも、一度立ち止まって思い出してみてほしいんです。
私たちは、なぜ消防士になったのでしょうか?

2. なぜ消防士になったのか、自分に問いかけてみよう

消防士になろうと思ったきっかけは何だったでしょうか?

・誰かの命を守りたいと思ったから
・家族や大切な人を守れる存在になりたかったから
・困っている人を助ける仕事がしたかったから

それぞれに理由があって、この仕事を選んだはずです。
そして、その強い思いがあったからこそ、厳しい訓練を乗り越え、今も現場に立っているのだと思います。

ただ、何年も働くうちに、その初心が少しずつ薄れてしまうこともあります。
毎日の業務に追われ、「やらなきゃいけないこと」としてこなしてしまうこともあるでしょう。

でも、本当にそれだけでいいのでしょうか?
もう一度、自分に問いかけてみてください。
「なぜ自分は消防士になったのか?」と。

3. 「ただの仕事」になっていない? 日々の業務を見つめ直そう

毎日の訓練や点検、出動。
確かに同じことの繰り返しに感じることもあるかもしれません。

でも、私たちが出動する先には、必ず「助けを必要としている人」がいます。
通報をした人にとっては、人生で一番苦しい瞬間かもしれません。
そんなとき、私たちが駆けつけることで、安心や希望を届けることができるのです。

でももし、慣れや疲れから「ただの仕事」と思ってしまっていたら……
相手の気持ちに寄り添うことを忘れてしまっていたら……

そんなときこそ、改めて考えてみてください。
私たちが出動する一回一回が、誰かの人生にとって大きな意味を持つのだと。

4. 目の前の命と向き合う——私たちの使命

消防士の仕事は、単に火を消すことや救助をすることではありません。
「助けを求める人の命と向き合うこと」こそが、本当の使命です。

火災現場や救急対応など、私たちが向かう先には、いつも人の命が関わっています。
私たちが冷静に、そして迅速に行動することで、一つの命が救われることもあります。

私たちの仕事は「当たり前」ではありません。
だからこそ、一回一回の出動を大切にしていきたいですね。

5. 仲間とともに、誇りを取り戻そう

この仕事は、決して一人ではできません。
隣には、同じ使命を持つ仲間がいます。

日々の訓練をともにする仲間、
どんな現場でも頼りになる先輩や後輩、
お互いを支え合いながら、この仕事を続けています。

もし、最近やりがいを感じられなくなっているなら、仲間と話してみてください。
一緒に働く仲間の姿を見ていると、「自分もまた頑張ろう」と思えることがあるはずです。

誇りを取り戻すヒントは、きっとすぐそばにあります。

6. おわりに——私たちは特別な仕事をしている

消防士は、誰にでもできる仕事ではありません。
だからこそ、私たちがやる意味があります。

日々の業務に慣れすぎず、
「初心」を忘れずに、
目の前の命と向き合っていきましょう。

そして、誇りを持ってこの仕事を続けていきましょう。

あなたの存在が、誰かの安心につながっています。
あなたの行動が、誰かの命を救っています。

それこそが、私たち消防士の誇りなのです。
私自身も含めて誇りある消防士を目指していきましょう。

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