自分の軸?他人の軸?
世の中の人の軸は世の中の人の数だけある。
速さや金額という1軸に絞れば分かりやすいが、楽しさなんていうものはベクトル化しづらい。
自分の人生は1軸なのだろうか?
何をした時に何が得られるのだろうか?
自分の人生にとって大事なものはなんだろうか?
僕は他人の軸に無理に自分の軸を合わせようとはしない。他人の評価で生きる事が必ずしも自分の幸せに繋がらない事に気づいているからだ。
もちろん他人と軸が合う時もある。
分かりやすく言えば競技だ。速い方が上位である。速さを競うのであるから当然だ。
では収入はどうだろうか?収入は高い方が上位なのだろうか?
収入は競技だろうか?
手段ではないだろうか?
他者の評価は競技だろうか?
自分の価値観だろうか?
人生において、自分の軸と他者の軸はズレる事が当たり前だ。なぜだろう?
価値観やプロセスが異なるからだ。
他者の価値観に合わせる事は、自分にストレスをかける一因となる。
ではなぜ他者の価値観に合わせてしまうのだろうか?
自分の価値観に自信が持てないからではないか?
自分の価値観を持ち、他者の価値観を取り入れ、時には修正する。
そうして研ぎ澄ませていく事で、自分の軸が持てる。その軸に沿って一歩ずつ歩めば幸せな人生を送れるのではないか?他人の決めた軸に沿って歩む先に自分の幸せがあるのだろうか?
自分の人生の方向は自分で決めたい。
年齢のせいにせず、環境のせいにせず、自己の適性を考えながらも、自分軸で着実に一歩ずつ歩みたい。