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私の好きな女
自分が女の子らしい恰好が苦手で、だからこそ、アイドルが好きだった。
自分にないものを持っていてキラキラしている女の子を見ているだけで、なんだか自分までキラキラしているような錯覚になって、その時間が楽しかった。
でんぱ組.incの夢眠ねむが、3月31日をもって、引退した。
卒業ライブは1月だったので(行けてない)アイドルらしいライブなどの実活動はすでに終わっていた。
でんぱ組.incを好きになってからの歴はそう長くないので、多くを語れるほどではない。
現場だってそんなに行っていないし、それでも何かのきっかけで知った夢眠ねむという女の子にはとても憧れる要素がたくさん詰まっていた。
憧れで似合わない黒髪ボブにしたのもいい思い出。
高身長で、ネットのスルースキルに長けていて、絵が上手で、プロデュース能力が高い。
チョコミントは好きじゃないけれど、ミントグリーンは大好きだった。
1回くらいチェキ会行けばよかったな。ビビって申し込めなかった。
好きな女がどんどんとアイドルを辞めていって、次のステップに進む人はたくさんいたが、表舞台から去る人は久しぶり。
初めて表舞台から去ったアイドルはSKE48の矢神久美(復帰してまた辞めて、今はツイッターで主婦として復帰されている)で、有安杏果もある意味辞めているが、その間もインスタグラムはあったし、あまりその実感はない。
先述した人たちよりもねむさんの信念は堅そうなので、きっと本当に表舞台には出ないつもりなのだろう。でも発信の場はnoteで作ってくれているのはありがたいし、これからの彼女の夢を応援したいと素直に思える。
アイドルは、儚い。
全力で汗をかき、髪を振り乱して踊る時間は、永遠には続かない。
いつか終わりがくるものだと思っている。
儚いからこそ応援したいし、今アイドル界の不祥事が世間で話題になったりすることは悲しい。そんなことで儚さを感じたくはない。
最近アイドルはほとんど追えていないし、これからも追う気はあまりない。
自分の中で憧れる方向性が変わったことも要因のひとつかもしれない。
だからきっと「憧れたアイドル」は夢眠ねむが最後の女だと思う。
ありがとう、夢眠ねむ。
私の憧れでした。
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