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胡桃の育成についての話

ふと思い立ったので胡桃の育成論などを書いてみようと思った。
正直ある程度の検証された話など、「KQMの胡桃ガイドを読め」ばだいたい分かるで終わってしまうのだけれど、英語のドキュメントなど機械翻訳なんか使うとしても読みたくもないっていうレベルの英語アレルギーの人も居ると思うし、じゃあ日本語のちゃんとしたドキュメントがあるかというと殆どないし、正直巷のYoutuberの動画なんか割りとテキトーな転載情報しか乗せてないので、復刻から少し経って本当に胡桃に興味ある人しか見なさそうな今のタイミングで、自分が今までまとめた情報を書いてみようかなと。
記事に興味ない人はヘッダーの愛猫の写真でも見て行っておくれ。

自己紹介

まず一応、筆者について簡単に書いておきます。
この記事執筆時点(2023/05/31)で原神歴1年8ヶ月。冒険ランク60。
1回目の胡桃復刻の初日から、ほぼ胡桃だけこすり続けてると言っても過言でない厄介胡桃オタク。
胡桃はC6で護摩R5。
編成としては一般的な往生夜行ではなくVV Vapeを愛用。
しめ縄厳選を濃縮樹脂ベースで2000周以上はしてる計算で、執筆時点現在も続行中。
そんな人です。

天賦について

胡桃の天賦優先度について。
偶に勘違いしてる人が居るけど、胡桃の天賦は通常優先です。
優先度を表すとこんな感じ。
通常≧元素スキル>元素爆発。

ダメージベースで見た場合、通常とスキルは交互に上げたほうが良いけれど、先に上げるのは通常がおすすめ。この方がダメージの伸びが若干良いです。
使わない天賦がないので、最終的には8-8-8ないし10-10-10に落ち着きますが、9-9-8とかでも悪くはないです。育成リソースを節約したいけど強くはしたいならこの辺は割りと落とし所として全然アリです。

1凸(C1)と護摩、どちらか1つを選ばないとといけないとしたら、どっちが優先か

復刻されていない今この項目を書く必要があるかは謎だけど、一応自分の見解を。

キャラコンに自信あるなら護摩優先してもいいが、基本はC1優先でいい。

まず、DPSベースで考えるなら、C1と護摩はほぼ差がありません。なので完全に個人の選択になります。以下はそれを踏まえた上での話。

胡桃を使う上で、重撃をダッシュでキャンセルできるかどうかで操作感がだいぶ変わります。そして重撃をダッシュキャンセルできる方が圧倒的に操作が楽です。

一般的に重撃のダッシュキャンセルのメリットは元素スキル中の重撃発動回数がフォーカスされ、通常→重撃→キャンセルアクションの所謂N1C系のアクションがC0だと8回あたりのところがC1だと10回くらい安定して出来るようになり、増えた回数分DPSが上昇するので強いとされますが、自分は他の面も重視しています。

胡桃にとっての重撃のダッシュキャンセルとは、重撃モーションのキャンセルだけでなく、回避と次のターゲットを攻撃する上での位置取りの3つを同時に行うアクションです。
なんなら、C0胡桃でも緊急回避の場合など状況次第でダッシュキャンセルをしないと行けないことがあります。
それほどアドバンテージのある重撃のダッシュキャンセルを安定的に出来るスタミナ確保を可能にするC1はとても優秀です。

しかしこれは逆に言えば位置取りも回避も自分は自信があるぜっていう人にはあまり恩恵がないとも言えます。
それだったら見た目のダメージが上がる護摩を優先するのは全然アリです。単純に高いダメージが出るというのは使っててモチベに繋がりますし。

一応補足すると筆者はサブ垢でC0護摩の胡桃も持っています。正直シールドに頼らずともそうそう死にません。キャラコンを練習すればC0護摩胡桃は普通に成立します。
ただこの場合、聖遺物はしめ縄に比べて回復手段にアドバンテージがある火魔女の使用を個人的には勧めます。
緊急回避&緊急回復手段が使いやすいに越したことないので。

胡桃にとっての熟知の価値

実際のところ胡桃の熟知はどれほどの価値があり、どの程度上げる意味があるのか、見ていきます。
ここに関してはKQMで結論が出されてしまっていますが、自分なりの計算も踏まえ再度分析してみます。

注意:このセクションでは胡桃は行秋と合わせて使う蒸発編成を前提に考えます。そのため単騎運用等の場合はここで書かれている事は当てはまりません。単騎運用するなら熟知は捨てましょう。

蒸発反応は基礎倍率がダメージ1.5倍でそこに熟知による補正がかかります。
熟知が0から100になった場合、蒸発の倍率は1.78倍になり、28%上昇します。
このダメージ上昇は蒸発が発生する限り会心が発生しない場合でも発生するため、ダメージ期待値は28%の会心ダメージと同等(会心率100%時)かそれ以上(会心率100%未満)となります。

実際には様々な要因で蒸発が発生しない可能性も考慮し、ここでは便宜的に会心ダメージ28%と等価であると考えます。
熟知のサブオプ上昇値は16/19/21/23で、平均値は19.75となります
会心ダメのサブオプ上昇値は5.4/6.2/7.0/7.8で、平均値は6.6となります。
熟知100を達成するためには、熟知に初期値含め5回入る必要があり、この場合平均値で98.75となります。
同じように会心ダメに5回入った場合、33となります。
つまり、サブオプ5回入った場合のダメージ上昇期待値は、熟知100で+28%、会心ダメージ33%で前述の通り会心率100%と仮定しても差は5%となります。実際には会心率は70%ないし80%付近であることが多いので、もっと差は縮まる無いし逆転します。

熟知による蒸発反応の補正値は熟知の上昇に伴い上昇曲線が緩やかになり、熟知100から200になった場合の補正値は+24%、200から300になった場合は+22%、300から400になった場合は+19%です。
ここから解ることは、熟知は100までは会心率ダメと等価値かそれ以上で上げることが出来ます。

そこから先の熟知はあるに越したことはないですが、率ダメより優先度が低くなります。
100(サブオプ初期値+上昇4回)以上の熟知は率ダメのついでについたらラッキーくらいの認識で、それ以上は外的なバフで盛るほうがステータスをまとめるのが楽だと思います。
逆に言えば時計に熟知時計(熟知187)を採用している場合や、武器に匣中滅龍(熟知221)を採用している場合、サブオプの熟知はあまり重要ではありません。

気づいたら2600字とか書いてて長すぎるので、一旦記事分けます。
次の記事では胡桃の聖遺物と元素チャージなどについて書く予定。
だれがこんな記事読むんだろう。自分の忘備録を兼ねてだから別に良いけれど。

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