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子育てを終えた世代が「住まいの買い換え」を考える時に最初にやること

さて今日は、子育てが終わった私たち世代が「住まいの買い換え」を考えた時に最初にやることについて書いていきます。
 
 
ずっとこの家に住み続けるのかなぁ…と、考えたことありませんか?
 
 
住まいの買い換えで最初にやることは「夫婦でよく話し合うこと」です。


今の住まい


今の住まいは、通勤や子育て環境を考えた上での場所選びや広さだったと思います。
 
 
ところが次の住まい選びは、仕事も子育ても考慮しなくていい、夫婦それぞれ「個」の希望が優先されます。
 
 
夫婦それぞれ希望をあげてみると、ずいぶんと違うかもしれませんよ。
 
 
例えば。私は老後、都心のマンションに住むのが憧れですが、夫は郊外で海の見える小高い丘の戸建てに住みたいようです(共通の部分が1つも無い)
 
 
どちらかの希望だけで住まいを決めてしまったら、ひとりはずっと我慢をしたまま老後を過ごさないといけません。
 
 
では、どうしたらいいかというと、お互いが優先したいこと妥協できることを明確にして話し合っていけると、いい買換えの基本条件が見つかるはずです。
 
 

買換えに適した年齢


ところで日本人の健康寿命は何歳だと思いますか?なんと男性72歳女性は75歳です。想像しているより若くないですか?(泣)


60歳で新しい住まいに越しても、選んだ住まいによっては十数年で住みづらくなってしまうかもしれません。
 
 
買換えに適した年齢は、一概に何歳がいいとは言えませんが、60代のうちに新しい生活を始められた方がいいと考えます。
 

いくら気に入った家や土地と言っても、慣れるのには時間がかかりますし、高齢になれば多くのことが億劫に感じるからです。
 
 
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私の友人は、転勤族だったご主人の定年と同時に、友人の生まれ故郷に家を買い住み始めました。
 
 
きっと定年前からご夫婦で話し合っていたのですね。ご主人にとっては最初の赴任地、異論はなかったのでしょう。
 
 
早いなぁと驚いたものの、第二の人生を2人の出会った地で楽しんでいるんだなと、羨ましくも思いました。

 想いとダウンサイジング


住まいはただの箱ではなく、想いも沢山あります。夫婦どちらかが、今の住まいを離れたくないと思っているかもしれません。
 
 
とは言え、二世代三世代で一緒に住む時代ではなくなりました。何処かの段階で、生活のダウンサイジングが必要になると思います。
 
 

まとめ


老後に向けた住まい選びは、夫婦それぞれ「個」の希望が優先されます。

どちらかの希望だけで住まいを決めてしまったら、ひとりはずっと我慢をしたまま老後を過ごさないといけません。
 

 そのため、住まいの買い換えで最初にやることは「夫婦でよく話し合うこと」です。

 
お互いが優先したいこと妥協できることを明確にして話し合っていけると、いい買換えの基本条件が見つかるはずです。

 
今から少しずつ老後のライフスタイルを想像しながら、ご夫婦の住まいのことを話し合ってみてくださいね(^^)
 
 
 
                ***
ご夫婦の話し合いの中で、買い変えの時に注意することも含めて考えていくと、より良い住まい選びができます。
 
老後の住み替え、不動産の買い換えで注意すること 5つ
 
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この記事を書いた不動産屋の森悦子はこんな人
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