鬼滅の刃の屋敷に似ていると話題の北方文化博物館、ここが豪農になった理由が分かる
新潟県新潟市にある「北方文化博物館」は、今「鬼滅の刃」ファンに人気の場所となっています。というのも大広間が、鬼滅の刃に出てくる「柱合会議」の舞台となった屋敷に似ているからだそうです。
鬼滅の刃ファンでなくても、お庭やスケールの大きい日本家屋を楽しめます。また、帳簿も沢山展示されていて、伊藤家が栄えた理由が垣間見えます。
鬼滅の刃ファン人気の場所に
ここは江戸時代中期、農より身を起こし越後随一の大地主となった伊藤家のお屋敷で、現在は「財団法人北方文化博物館」となっています。
日本庭園が美しい畳100枚の大広間、鬼滅の刃に出てくるお屋敷に似ているでしょうか?コスプレ姿で写真を撮る人も増えているそうです。
(私が行った時は、本物の和装の花嫁さんと花婿さんが写真を撮りに来ていました)
明治15年から8年がかりで建てられたお屋敷は、部屋数65もある純日本式住居です。
台所では毎日一俵のお米が炊かれたとか。
帳簿の数々
お屋敷はもちろん素晴らしいのですが、急な階段を上った先に、たくさんの帳簿が展示してありました。ファイナンシャルプランナーとしては大興奮!
他に、不動産売買元帳や地券、明治の日付の帳簿、金庫やそろばんなども展示してありました。
またこんな説明書きも↓
豪農になった理由
優秀な番頭さんがいたのでしょうか?
帳簿の量や保存状態を見ていると、数字の管理が行き届いているところが、豪農になった理由の一つに感じました。
管理ができていたから栄えたのか?栄えたから管理ができたのか?鶏が先か卵が先か?の話しになってしまいますが、誠実に正しく財を築いてきた一族なのだろうと思いました。
振り返って今、お金や物の管理はパソコンがあれば自動に計算してくれるし保存もしてくれる時代です。めんどくさいなどとは言っては、当時の番頭さんに叱られると反省…。
まとめ
今や鬼滅の刃ファンの人気スポットとなりつつある北方文化博物館。
鬼滅の刃ファンでなくても、立派な日本家屋はそのスケールに圧倒されます。また、展示してあるたくさんの帳簿を見ることで、栄えた理由が分かってきます。
北方文化博物館は新潟駅から車で30分くらい、とても見ごたえのある博物館でした。
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