私のお金、何年で倍になる?72の法則と100の法則
「72の法則」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?72の法則を使うと、預けたお金を複利で運用するとして、何年で倍になるかが分かります。
アインシュタインが発見⁉
アインシュタインが発見したという話しもありますが、72の法則は、15世紀に既に知られていたようです。
アインシュタインが「人類最大の発見は複利」と言ったという話しもありますので、このあたりが混乱してしまったのかもしれません。
72の法則とはどんなもの?
預けたお金が倍になるのにかかる時間を知るための法則です。
年利〇%と聞いても、どのくらい増えるのかピンと来ないのではないでしょうか?
3%と5%にどれだけの差があるのかも実感としてわかないと思います。
それならば、預けたお金が「倍になるのにかかる時間」で考えてみると分かりやすいかもしれません。
その時に72の法則を使います。72÷運用利回り=運用年数で計算できます。
5%で運用できた場合、72÷5=14.5預けたお金は14.5年で倍になります。
3%だと24年、預けたお金が倍になるのにかかることになります。
3%と5%で、倍になるのには10年の違いがあります。
72の法則は複利で運用した場合の法則ですが、単利で運用したときの100の法則というのがあります。法則の前に、単利と複利の説明をしますね。
複利と単利
複利
複利というのは、得た利息を元本に加えて運用していきます。「利息が利息を産む」ことになります。
グラフで現わすと、時間が経つほどカーブが上向きになります。
単利は、元本の金額が変わりません。年利に変更がなければ、利息も変わりません。増え方も一定になります。
法則の話しに戻り、100の法則で計算してみます。
5%で運用できた場合、100÷5=20預けたお金は20年で倍になります。(複利の時は14.4年で倍でした。)
3%で運用できた場合、100÷3=33.3…預けたお金は約33.3年で倍になります。(複利の時は24年で倍でした。)
単利と複利で複利の方が早く倍になるのがよく分かります。
また利率が3%の時は、複利と単利で10年近く差が開きます。利率が低くても複利を利用することで、預けたお金が倍になる時間が短くなります。
オマケ・115の法則もあります。
これは預けたお金が3倍になる法則、もちろん複利です。
5%で運用できた場合、115÷5=23預けたお金は23年で、なんと3倍になります。(倍になるのは14.4年で倍でした。)
投資をする際は、年利などもちろん大切ですが、複利を利用することで時間を味方にすることができます。
まとめ
投資を始めてみたいと思いつつ、2020年が終わってしまった…と、苦笑いしていませんか?
時間を見方にできる投資があります。もうすぐ新しい年、投資の一歩を踏み出してくださいね!
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