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第7回・第8回の添削結果&ナショジオ2023年9月号レビュー|ナショジオ翻訳初級

 こんにちは。先月予告させて頂きました通り今回から「月1投稿・新構成」で 記事をお届けしたいと思います。本日もよろしくお願いいたします。

第7回添削結果

 今回も恐らくいつも通りだろうと封を開けてみたところ、、

第7回添削結果

 なんと初の「B+」です😳!今回投稿スタイルを変えた理由の一つが「ずっと結果がBでマンネリ気味」というものだったんですが、変更を決めた途端に変化が起きました笑

 とは言うものの、毎回5段階評価(A、B+、B、Bー、C)のレベルそれぞれの受講生の割合も発表されるんですが、この回の課題についてはこれまでに比べて比較的AやB+の割合が高かったのでそれもあるのかなとは思います。

 ですが、この割合は毎回かなり変動するので偏差値的な相対評価ではなく所定の基準と照らし合わせての評価なのかなと思うので、決して浮かれてはいけませんがここは素直に喜びたいと思います。

第8回添削結果

 と喜びに浸っているうちに2週間が過ぎ、今度は第8回の結果が戻ってきました。結果はまた逆戻りです😅

第8回添削結果

 しかし、この結果はすごく納得で日本語の表現の問題以前に複数箇所解釈を間違えてしまったので仕方ありません😞

 もっと具体的に言いますと、ある前置詞一つの解釈を間違えてしまったがために文章全体で大きな誤訳に繋がったこと、そして分詞構文の処理の甘さです。なのでよく「B」に留めて頂いたなというのが正直な感想です。

 今回も自分の文法知識の甘さが見事に露呈してしまいました。このナショジオ翻訳では日本語表現を磨くことばかりについつい意識が向きがちですが、こうした基本的な文法についても改めてハッと😨と気づかさせることも未だ多く、文法書と睨めっこする時間が更に増えました(それでも未だ間違えるという。。😅)

 本当に奥が深いです。そしてそうこうしているうちに早いもので提出課題もあと2回となりました。前回の結果報告でも書きましたが、「上達のためにやっと何をするべきかがわかってきた」ところなのでここで終わるのはちょっと惜しいなぁと言う気持ちでもあります。

 当初はケンブリッジ英検の勉強に集中した方がいいかなと思い、このクールで一旦終わらせようと思っていましたが、環境問題、歴史、科学技術について満遍なく触れながら英語も学べる貴重な媒体なので、試験勉強に直結することはなくても長い目で見れば教養や語学力を深めるためには役には立つと思うので、このまま歩みを止めず秋も継続したいと思います。

 そして「初級」をこのまま続けるのか、あるいは「実践」に思い切って挑戦するのかはもうちょっと考えたいと思います。(また次回投稿でご報告します!)

ナショジオ2023年9月号レビュー

 それではここからは簡単ではありますがナショジオ最新号のレビューです。まず今月号の表紙です。

左が英語版、右が日本語版(紙質が微妙に違います)

 今月号の特集記事はエルサレムの「岩のドーム(The Dome of the Rock)」です。記事の中では、この建物が建築された理由や手法を約30年近く丹念に調査してきた美術史家たちの取り組みに焦点が当てられています。

 この「岩のドーム」は7世紀のウマイヤ朝が建設してから何度も修復や改修が行われてきたそうで、記事の中ではその変遷や建物の見取り図、取り入れられた技法に加え、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の3大宗教の聖地・エルサレムの3000年の歴史がカラー図解で丁寧に解説されています。

 正直なところ文章だけで読むといつにも増して専門用語が多く、読み終えるまでかなり時間がかかってしまいましたが、こうした詳細なカラー図解があるお陰で理解を深めることができました。今はなんでもネットや電子書籍でこうした情報が得られる時代ですが、紙媒体で地図や図解を確認する方が全体的をパッと俯瞰できていいなと思いました。

 また普段利用しているニュースメディアではここまで深く丁寧に解説した記事に触れることはまずなく、これまでは「世界3大宗教の聖地になっていて複雑なんだな」と漠然なイメージでしかなかったエルサレムの歴史的背景もクリアになりました。このあたりも流石ナショジオのクオリティだなと思いました。

 他は気候変動で氷河の融解が進んでいる話やアフリカの自然保護地区の取り組み、北米大陸でハリケーンや海面上昇の影響で湿地の塩分濃度が上昇してスギ林の枯死が進んでいる話などが取り上げられています。

 日本語版と英語版ではこういった特集記事は毎号ほぼ共通しているんですが、それ以外ではそれぞれのバージョンでしか記載されていない記事も結構あります。その基準は定かではないんですが、今回日本に関することなのに日本語版には掲載されていなかった記事が一つありました。

 それは広島・長崎の被爆者及びその2世、3世の方々のメッセージです。既に亡くなった方も含め数人の方々の手書きのメッセージとその英訳が数ページにわたって紹介されています。平和の尊さ、被爆者としての悔しさや辛さ、命があることの有り難さが短いメッセージに込められており身につまされました。

 これこそ日本語版に掲載すれば良いのになと思ったんですが、よくよく記事を見ますとその内容をカバーしている特集サイトも紹介されていました。下記のリンクから日本語のメッセージ原文を参照できます。

 1945 Projectサイト

 今回は歴史の重みについていろいろと考えさせられる号となりました。今回の記事は以上になります。本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

【参考リンク】

23年秋学期の募集。締切は10月初旬です。

前回記事

ナショジオ英語版2023年9月号

ナショジオ日本語版2023年9月号

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