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留学七日目

一日の流れ

宿題もタスク(洗濯や買い物)も特になかったので、9:00頃まで部屋でダラダラと過ごす。

その後、久しぶりの旧市街散策へ出かけた。
朝はやはり寒さが厳しいものの、澄んだ空気と高い空はお気に入りである。
サン・フランチェスコに繋がる門(Porta Ovile)から入り、カンポ広場、ドゥオモへと抜けていく。

カンポ広場を覗くと、何やら自転車のイベントが開催されていた。10:00前という比較的早い時間にも関わらず、かなりの人で賑わっていて、様々な国の参加者がいるようだった。何か有名なイベントなのかもしれない。
カンポ広場に人が吸われているからか、朝の早い時間だからか、一転、ドゥオモ周辺は空いていた。カンポ広場を出てすぐの小道を上ると、ドゥオモの裏手に出られるのだが、そこのレリーフが経年劣化せいか、しょんぼりしていてかわいらしい。
日曜日だからか、家族連れも目立った。伝え聞いていたことを実際に目にするのは、いつでも心躍る。

サン・フランチェスコ
入り口のレリーフが特に好き
テントが受付のもよう
しょんぼりしたライオン(と思しき動物)
ファサード側からのドゥオモ


ちなみに、本来の目的は朝晩の寒さを凌ぐための衣類調達だったのだが、頼みの綱のOVSが閉まっていた。
Google先生は日曜日10:00から営業とおっしゃったのだが、行き違いがあったらしい。イタリアで日曜日に空いている店を探すこと自体が間違っていたのかもしれない。
閉まっているものは仕方がないので、腹いせに水2リットルを補充して帰った。歩きで帰ったので重かった。

帰ってからは、軽く昼食を済ませて勉強に取り組んだ。筆者がとりわけ真面目なのではなく、暇すぎてそのくらいしかやることがないのだと思っていただきたい。
教科書の暗記を行う。といっても、声に出して覚えるよりは書く方が好きなので、ひたすら教科書の長文を紙に書きなぐる人と化した。語彙の強化にも文法の確認にも、教科書の暗記が手っ取り早い。
覚えたのは、映画の紹介文3つである。そこまで長いものではなかったので、存外あっさり覚えられた。
結局、手を動かすのが楽しくなり、そのまま四時間ほど共用スペースに居座る。

部屋に戻ってからは、ジャーマンポテトもどきをもそもそと食べた。油やら塩やらがいい具合になじんで、昨日よりおいしく感じた。温めるのを面倒がって冷蔵庫から出したてを食べたため、冷たいのが難点だった。
皿を洗いに行って帰ってきて、ペットボトルを出し忘れたことに気が付く。後で出そうと思って、ここ二日ほど放置している代物だ。涼しい(寒い)部屋だし、悪臭を放つようなことはないとは思うが。
シャワーを浴びたら捨てに行こう。


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