web3時代のマーケティング!NFTを活用したロイヤリティプログラムとは?
「web3時代のマーケティングってどうなる?」
まだまだ黎明期で手探り状態のweb3ですが、企業マーケティングにおいてどんな活用が可能なのか、カルビー×NFTのキャンペーン事例をもとに可能性を探ってみたいと思います。
カルビ×NFTキャンペーン
ポテトチップスを販売するカルビーが、成長するNFTがもらえる「NFTチップスキャンペーン」を23年4月に開始しました。(Web3マーケティングだ)
キャンペーンの内容を簡潔に説明するとこんな流れです。
①まずは、ポテチを購入します
②指定のアプリで、購入したポテチを読み取り「ポテトNFT」をGET
③ポテチをさらに購入して、アプリで読み取り、NFTに水やり
④NFTが成長してキャラクターが出現
商品を購入した特典として「デジタルコンテンツ」(NFT)がもらえて、商品の購入に応じて特典がヴァージョンアップし、最後にはオリジナルの特典がもらえるキャンペーンでね。
購入するほど=お得意様であるほど、特別な特典をもらえるという意味では、従来からある「ロイヤリティプログラム」を「NFT」を活用して実現しました、という内容です。
この"NFTを活用した”に”web3マーケティングらしさ”があるのです。
NFT活用によるロイヤリティプログラム
NFTは、私が持っているデジタルコンテンツ(データ)はコピー品ではなく本物(オリジナル品)です、を証明できるテクノロジーです。
これまでデジタルコンテンツは、コピーが容易で、複製可能であるため、所有していても価値がありませんでした。(だって、誰もがコピーして所有できるのだから)
ただ、NFTを使う事で、デジタルコンテンツの「オリジナル品=本物証明」を可能とすることで、レア/希少品を「所有する」事ができるようになります。
そのため、ファンやお得意様に、レア/希少品を配布できる「NFT」は、ロイヤリティプログラムに適しているのです。
最後に…
カルビ×NFTキャンペーンの事例をもとに、we3時代のマーケティング=ロイヤリティプログラムを紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ぜひ、コメント等でご意見などいただけると、うれしい限りです。(励みになります!)
以下の記事では、NFTでつくる「顧客体験」を紹介しています。ご参考までに!