【必勝法】ジャンケンの最強はどの手?
✅ 日常生活の決断と確率・統計の役割
私たち人間は、
1日のうちに沢山の決断をしています。
ケンブリッジ大学
Barbara Sahakian教授の研究によると、
人は1日に最大35,000回の
決断をしているようです。
「どんな服を着よう?」
「今日の夜は何を食べよう?」
「いつ取引先へメールをしよう?」
上記のように、
日常生活から仕事に至るまでに
決断の連続です。
仕事でもプライベートでも、
ありとあらゆる判断を求められる中で、
非常に役に立つツールが『確率・統計』です。
✅ ジャンケンの戦略と確率・統計の応用
例えば、
”決め事”の際によく使う
「ジャンケン」にも『確率・統計』、
が適応され以下のような研究例があります。
以上の結果から、
「ジャンケン」の初手において、
グーを出す人が一番多く、
次にチョキ、
パーの順となるようです。
自分がグーを出したときに勝てるのは、
相手がチョキを出したときなので、
勝つ確率は33.3%です。
自分がチョキを出して勝つ確率は31.7%、
パーを出して勝つ確率は35.0%となります。
よって、初手においては、
「パーを出すことが最も勝ちやすい選択」
となるようです!
あいこになった場合ですが、
「2人でジャンケンをしてあいこになったら、次に自分はその手に負ける手を出す」
が最も勝率の高い戦略とのことです。
ちなみに、
日本だけでなく海外の研究でも
「ジャンケン」に関する研究があります。
勝率3分の1であるはずの
「ジャンケン」においても、
上記のようにそれぞれの手で差が生じます。
✅ 人間の決断と確率・統計の関係性
もしも機械同士が「ジャンケン」を行えば、
『大数の法則』に従って
勝率はそれぞれ3分の1に収束します。
しかしながら、
人間は機械とは異なり、
「確率を捻じ曲げてしまう」
生き物だということです。
大きな要因としては、
”癖”や”習性”、”メンタル”
が挙げられるかと思います。
逆にそれらを見据えて
上手に向き合えば、
今回の研究結果をはじめ、
「ジャンケン」や
その他の勝負事でも
勝つ確率がアップすることでしょう。
大切なことは、
『確率・統計』の考え方と、
自分自身を知ることです。
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