「1日24時間は平等ではない?」なぜ今日が大切なのかを解説
✅ 人生100年時代の到来
『人生100年時代』
昨今の平均寿命の伸びによって、
100歳まで生きるのが
当たり前になる時代がくるという考え方です。
これは、英国のリンダ・グラットン教授が
著書「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」で
提唱したのをきっかけに、
長寿時代に向けて従来の社会制度や
人生設計を見直そうという
動きが広まったことに始まります。
✅ 時間の体感とジャネーの法則
2024年が始まり、
はや1ヶ月が経とうとしています。
あっという間に1日が終わり、
気が付けば1週間、
1ヶ月、そして1年と、
徐々に時が過ぎるのが早くなったという
実感はありませんでしょうか。
この1年が早く感じることを
『ジャネーの法則』といいます。
簡単に説明すると、
歳を取るにつれて自分の人生における1年の
比率が小さくなるため、
体感としての1年が短く、
時間が早く過ぎると感じるということです。
1歳の時に感じた1年を1/1とすると、
2歳の時の1年は1/2となり、
1歳の時の2倍速く感じるようになります。
誇張した部分もあるかもしれませんが、
現実問題として、
1年の体感時間は短く
なっているのではないでしょうか。
ジャネーの法則をそのまま当てはめると、
小学校に上る前に
主観的時間では人生の44%が過ぎ、
約10歳で「人生の折り返し」となります。
✅ 『若さ』という特権:人生の質を高めるための『複利』戦略
ここで重要なことは、
「時間を長く感じる」という特権のある
『若い年代』のうちに、
何事にも打ち込むということです。
この濃密な時の過ごし方が、
「考え方」や「人格」を形成する上で、
非常に重要な位置付けとなるのです。
一言で表せば、
『複利』の効果が得られるようになるのです。
AIの代表格であるChatGPTの生みの親
OpenAI社サム・アルトマンCEOも
『若い年代』の時の努力の重要性を、
『複利』と表現しながら語っています。
皆平等に、
最も若い時は、『今』です。
今日というかけがえの無い時間を、
明日という未来のために、
大切に過ごしましょう。