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Clubhouseでテレワークの「雑談」問題が解消された!

自己紹介


記事を読んでいただきありがとうございます。私は昭和から平成に替わる時期にANAに入社し10年余り国内線~国際線CA~本部勤務を行い退職。その後結婚、出産を経て、みずほ証券で秘書勤務。JAL系の研修会社で講師業の経験を積み、研修会社FINEST株式会社を設立しました。皆様のお悩みを聞きながら伝えたい思いや、離婚経験や子育ての事などHPや研修では伝えきれないことをnoteに書かせていただいております。

テレワークは女性にとってストレス増?

弊社FINESTの講師は10名弱です。それぞれが別々の場所に講師としてアサインされるため、他の講師が何をやっているのかを知るためは次の2つの方法しかありません。

①ドキュメントで共有された講師報告書を確認して、研修実績や各講師の気付きを共有する。

②毎月一回の講師ミーティングで、それぞれの活動を報告しあう。

特に②の講師ミーティングは月一回ということもあって、皆それぞれ研修やプライベートで訪ねた先でのお土産を持ち寄り、ティータイムには食べきれないほどのお菓子に囲まれます。皆の月一回の楽しみでもあり、ちょっとした憂さ晴らしの場所にもなっていました。

ところがコロナの感染の拡大防止のためのテレワークによって、FINESTも2020年3月から、講師ミーティングはZoomでオンラインでの実施になりました。それはどの会社も同じ状況かと思いますが、実は弊社ならではの心配なことがありました。

それはあるアンケート調査の情報からでした。テレワークになって通勤時間が軽減され時間に余裕が出来たはずですが、逆にテレワークによって女性がストレスを感じているというのです。家族全員が在宅になったため、子育てや家事の負担が増えたことも理由の一つとのことです。講師が女性ばかりのFINESTではこのストレスについて心配でした。

参考記事:

●【テレワークで働く女性への影響】子どもがいる女性といない女性それぞれのストレスポイントを調査!リラックス&集中力を保つためには●●!?https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000031758.html

●女性の70%が在宅時間増加でストレス テレワークは女性活躍の「切り札」のはずがなぜ?https://news.yahoo.co.jp/byline/yatsuzukaeri/20200707-00186547/

実際私もで仕事をしていると、ちょっとしたゴミやほこりが気になって気が付けば掃除機をかけていたり、夜にやっていた食器の洗い残しを目にするたびに洗っていたり、子供たちが出しっぱなしにしている物を小まめに片付けたりしていて、せっかく腰を据えてじっくり仕事に取り組むつもりが、常に家事でせわしない感じがしています。

ストレスは「雑談」で発散!

こんな時、ちょっと愚痴をこぼせる人や時間があるとスッキリするものです。いわゆる雑談タイムで、逆に気持ちを切り替えて仕事の効率を上げることが出来そうです。雑談の中から良い解決法が見つかったりします。スティーブ・ジョブズも「創造性は何気ない会話から、行きあたりばったりの議論から生まれる」と言ったとのことですが、雑談は心の浄化と創造的な思考を生み出してくれます。

さて、Zoom会議においては画面上に皆が前を向いて並んでいる状態で、「雑談」をする雰囲気ではありません。そこで、FINESTの講師ミーティングでは、各講師からの月次の講師実績の報告に加え、各自の「雑談報告」も加えました。

雑談は良い情報交換の場になり、各家庭のコロナ対策が参考になったり、PCR検査の受診の基準に地域差があることが分かったり、段々に為になる情報を持ち寄るようになりました。

FINESTはこのように雑談報告をしているので、ストレスケアはできていると安心していましたが、今月のミーティングである講師が、

「やっぱり自由に雑談出来ないって寂しいです。以前の様にお菓子を持ち寄ったティータイムの雑談のようにはいかないですよね」と言い出しました。そこで、皆でZoomでの雑談の限界について意見交換をしました。大きくまとめると下記のとおりです。

・与えられた時間で画面に向かってする雑談は形式ばってしまう。

・画面で皆さんを見ると視線が下がってしまい、画面上で目を合わせよるように映すにはカメラをみる必要がある。それでは心が通わない。

・画面で他の人の様子を探りながら発言の機会を探し、結局発言できないままで終わることが多い。

最後の15分をClubhouseで「雑談」タイムにしてみたら大成功!

私は、これらの意見を聞いているうちに、Zoomの雑談の限界は、「画面が見えている」ことに起因するものだと感じました。遠隔でも見えることがメリットであるZoom会議でしたが、もしかしたらいっそのこと画面がない方が良いのでは?と思い立ちました。

そしてその日は全員がi-phoneユーザーだったこともあり、Clubhouseで雑談をしてみたらどうかと提案しました。私は招待枠が6枠あったので、まだClubhouseのアカウントを持っていない講師を招待することが出来て、早速ClubhouseでクローズのルームをOPENし、雑談タイムを始めました。(早速と、すんなり開始したかのように書いてしまいましたが、実は招待からアカウント開設まで英語の表示に四苦八苦でかなりの時間を要してしまい、15分だけの開催だったと告白します。)

Clubhouseの使い方を説明しながらでしたが、とても盛り上がり、終了時間になっても、もう少しもう少し~と長引いてしまいました。皆が楽しんでいることが、声のトーンから伝わってきました。

顔が見えないからこそ自由に話せる!と気付いた瞬間です。

ミーティングの全てをClubhouseというわけにはいきませんが、ラストの時間に「Clubhouse雑談タイム」を設けることは、ストレスの発散に効果的だと感じました。今回初めて、しかも思い付きでの実施でしたがしばらくの間毎月継続してみようと思います。

だたし1点だけ、FINEST講師の中に一人だけAndroidユーザーがいるので次回ミーティングまでに対応を考えようと思います。Clubhouseはじめ新しいツールは新しい発見を生み出しますね。先ずは活用してみないとですね!

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