おやすみなさいおつきさま
この本は、世界中で読まれている名作です。
2歳過ぎたころから気に入っています。4歳になった今もたまに読んで欲しいようで、寝る前に読んでいます。
この絵本の作者は、マーガレット・ワイズ・ブラウン(Margaret Wise Brown)という方で、1910年アメリカ ニューヨーク州生まれ。こどもの本の編集者を経て、絵本作家になった方です。
外国の絵本の翻訳になるので、ちょっと日本人の感覚と違う感じがします。
何か、ストーリーがあるようで無いような・・・。
カラーのページの次はグレーのページがあり、その辺りもなんとも独特の雰囲気があります。
みどりのお部屋に絵の額がふたつ、赤いふうせんに、黒いでんわ。こねこが二匹いて、ねずみもいます。おばあさんうさぎが編み物をしていて、お人形の家もあります。
そして、
「おやすみなさい あかり」
「おやすみなさい おつきさま」
「おやすみなさい てぶくろ」
「おやすみなさい ○○」と
一つ一つに「おやすみなさい」と言っていきます。
なぜか、その「おやすみなさい○○」と繰り返される音と、カラーと白黒のページの濃淡とに子どもは色々感じているようです。
おかゆがひとわんあって、「この子は風邪でもひいたのかな?」
と4歳になった娘と絵本の内容について話をしてお互いの感想も話をしています。
日本にはない世界感、色々それぞれの人が考えるストーリーを楽しめる本だと思います。