見出し画像

老舗=伝統♪ 日本文化を守る♪

日本料理
懐石料理
寿司
天ぷら
蕎麦

これらは好物である。
しかし、

老舗
専門店

これらには、特に弱い♪
幼い頃は、家族で愉しんでいた。
先の投稿にあるように、二十歳前後くらいから大人のすることに憧れが多方面にあった。
特に、素敵な大人の女性がされることに目に☆で憧れていた。

ひとり ふらりと、老舗 鮨屋にはいり、カウンターで にぎりを食べる。
ひとり ふらりと、老舗天ぷら専門店へ足を運ぶ

これを自身が始めた若い頃は、憧れと少々の格好つけである。
少々の格好つけであるが、そこはドッコイ 老舗の緊張感たるや下手をすると「ボロ」が出る。
老舗となると、大将や近い位置の方は人を見る目をお持ちである。
また お客様に応じて緊張感を緩ませてくれる会話力も脱帽である。
感謝感謝である。

親しい仲にも礼儀あり♪

これは、店・客 互いに その距離感は大切である。

・・・と、新たに偶然 見つけた老舗の鮨屋で思いもよらない発見、学びがあった。
この学びが、自身が足を運ぶ老舗の店々の新たな「気づき」を与えてくれた。

その店は創業が100年に近い。
「最近は ふらりと店へご家族で入って見えても、お子さんが寿司が回ってないから嫌だと。ご家族連れでは厳しいところもあるかしれませんが・・・」と。
私は専門店では、そんな声をよく耳にすることを伝え、互いに 今の世の中にあっていると言えばあっているが、昭和の時代はチェーン店の世界がなかったから、それはそれで食の位置づけもあり ある意味 コレも良かったと。

「学び」「気づき」は、幼い頃からの疑問を大将が話し始めた事だった。

大将の後ろにある にぎりの様々なネタの名前で久しぶりに目にするものがあったから尋ねたのである。

大将: それは博多では そういうんです。
大将は様々なネタの名前をサラリと答えた。

大将: 何故 昔の寿司職人は刺し子の前掛けに 下駄だったかご存じですか?
これぞ、幼い頃からの疑問であった。
その答えに目を見開いた!!合点がいく。
思わず 大きな声を上げてしまった。「あ~!!!!そういうことですか」
「よく考えられていますね!!!」
そこで気が付いた。
※ この答えは、ご自身で老舗へ足を運び耳にしてください。
  ネットで調べると出るでしょうが、美味を食べながら彼らから聞くのは
  感動しますよ♪ 

今は刺し子の前掛けや下駄をはいた寿司職人は減っている。
本当に、暖簾をかけ 一枚板の厚いカウンターで 大将やお弟子さん自らが炊いた酢飯、裁き下ごしらえしたネタを扱う老舗の鮨屋でしか、その姿はない。
(自分たちで下ごしらえする職人の作業上必要なものを身に着けている)

・・・ということは、鮨屋に限らず 全ての日本伝統の食の専門店=老舗が減る・無くなるという事は、日本伝統・技・言い伝えが全て消えるという事である。

老舗の寿司や天ぷらなどは 価格が違う。
足を運ぶことが減っているが、ひと昔 ふた昔前の人は 取引先や家族・・・自分へのご褒美・・・大切な話をするために足を運んでいた。
これには、贅沢をしに!ではなく、日本の伝統を守る下支えをしていた=静かな語り部・伝道師に自然になっていたということになる。

チェーン展開は良い。
しかし、老舗の専門店へも 日本人だからこそ足を運んでいただきたい。
大将や女将さん お弟子さん方との静かな穏やかな会話も、これも日本ならではである。

人生100年のど真ん中。
恰好つけをするような歳ではない。
今回の学び=気づきは、大きな意味があり 違った意味で足を運び始めることとする。
人生のど真ん中で素敵な教え・気づきを与えてくださった大将へ感謝である。

どうぞ 老舗へ足を運んで 世界へ誇れる日本伝統という素敵な学びを得て 伝えてください。

私は、また新たな学びを得に美味を食べに連休も足を運ぶとする♪

**************************
Cohibaのちょっと一息♪

おやじさん おんしゃ~ね!?(いますか?)
おらんとね!こっちは、忙しいと!かけなおして!

受話器を取るたびに名乗らずに。
名前を尋ねると「え!私を知らんとね!?」と。

最初の頃は、恐かった。
年末の挨拶に廻っている時に店先で足が止まる。
「う~ん、どんな人だろう・・・」
恐る恐る老舗蕎麦屋へ入る。
鴨南蕎麦を頂くが、味わえないほど緊張していた。
大きく深呼吸、支払いにレジへ行く・・・息をのむ。
終えて・・・女将さんへ 挨拶をする。

○○さんとこがきてくれとるよ~!!!

と奥の調理場へ声をかける。
暖簾を片手でひょいと上げて、その人は じ~と見て「ふ~ん」と一言。
扉を閉めるまで見送っていた。
女将さんにばかり 話をさせていた。( *´艸`)
毎年年末、その繰り返しだった。
縁あって 口にしなかったが、お嬢さんを意外なことで知っていた。
突然の訃報を新聞で観たときは絶句だった(T~T)。
電話の声・会話と実際の出てこないで「ふ~ん」の差が激しかった。
博多の親父=大将らしかった♪

五郎さん! 少しは出てきて会話してほしかったです。
照れ屋はいいけど( *´艸`)、「ふ~ん」だけは残念でした。
素敵な出会いを有難うございました♪
最後に良か仕事を注文してくれて有難う!
あの仕事で自信が付きました。
背中を押してくれてありがとう♪
おっちゃんのことも忘れないよ!