金鷲旗玉竜旗の思い出
金鷲旗玉竜旗・・・参加は もちろん 会場へ足を運んだことはない。
しかし・・・思い出がある!!今 思うと、貴重な経験をしたことに感謝である。
たぶん・・・初めてのアルバイト。お手伝いだった。人手が足りないから手伝ったのである。募集人員:2名(たったの2名。ひゃ~!!)
・ 出来たそばから運ぶ
「講堂内に運ぶだけで小遣いが貰える♪」にルンルンで参加した。しかし・・・この運ぶものが違った(+o+)う~ん。
昭和の後半くらいかな、中学1年だった。ご存じのようにパソコンでプリントアウトなどない時代である。
・金鷲旗玉竜旗 全国参加校 参加生徒 全員の名字が書かれた書道用紙を担当者が墨で書いたそばから乾かすために、借りた幼稚園や中学校講堂の隅から隅に並べていく! 乾いた順に指示通りに重ねていく。運ぶ途中で破くと書き直しで迷惑をかける。
この繰り返しである。
・全国参加校全校 全生徒! 書道用紙1枚に 1名の選手名!!!
これを炎天下のエアコンのない真夏の蒸し風呂のような広い講堂で繰り広げたのである。
考えが甘かった!!!!!!!!
最初は、担当者(1名!!)のお書きになる太く安定した手書きの看板文字?相撲文字?が見事で、中学生の私も感心しきり!!
しかし・・・全国の参加する全生徒名を同じ苗字だろうと、対戦が終わると「破り捨てられる」ため用意する。それも、優勝校が決まるまで、何度も 同じ生徒名を大会が終わるまで書き続けるのである。運び続けるのである。広い講堂隅から隅に・・・人の名である。
想像を絶するような枚数であり 作業である。完全に笑顔などない。
書き手も書き手だが・・・運ぶ私も半端じゃない。アイスクリームを出されようが何だろうが・・・・小遣いを貰おうが・・・合っているようであっていない。
終えて自宅で入る水風呂が癒しだった。
金鷲旗玉竜旗
この季節、この話題が出ると・・・あの熱い夏の日 3年間の貴重な思い出を思い出し・・・選手たちに毎年エールを送っている。
※ 今は選手名は、プリントアウト。ほんとに貴重な体験をした。今は亡き看板屋のおっちゃん、お疲れ様でした。お世話になりました。声をかけてくれて有難う!貴重な経験でした♪
当時の参加選手の皆さんが、こんな作業があったこと(名字が手書きだったことも含め)を良い思い出の一つに残していただけたら、私達も幸せだな~♪