祖母・母の子育て話 : 番外1
母: これ、食べてみて♪
私: きゃ~、好きかも♪ 美味しい♪ なんか、懐かしい味だよね♪
この時、母は 声を上げて大笑い♪ その反面、とても嬉しそうでした。
母: それ、あなた達が赤ちゃんの時に食べていた離乳食だもの。
私: ・・・・絶句・・・・まじ?
バブル期だった20代のハッチャケていた私が口にしたのは、祖母から伝授された母お手製の離乳食。まさか・・・20代で・・・それも赤ちゃんを産んだわけでもないのに口にするなんて・・・今思うと大笑いで、懐かしい。
赤ちゃんの成長に合わせ、時代と共に豊かになったベビーフード。
もちろん 妊娠・出産経験のない私が、初めて市販のベビーフードを数回 冗談で手に取ることがありました。それは、人気芸能人が失敗しないダイエットとして、栄養価がわかるベビーフードで行ったからです。
ベビーフードって、そんなに栄養が計算されてるの?と。
豊かになった赤ちゃんのいる生活。赤ちゃんのいない私でも驚くことばかり。ふと・・・20代で母が悪戯に食べさせてくれた離乳食を思い出しました。
あの昭和のママたちは、この離乳食を基本に育てていたと気づかされます。まだ物が豊かではなかった時代、便利なものは高価だった時代のママたちの知恵と思うと疎かにできない。
今は、生活に差があると言われています。母に市販のベビーフードの話をした時、こんなことを話してくれました。
※ 確かに 市販のベビーフードは便利。しかし、お母さんは、それは補助食で与えてあげてほしいと思うのよ。やはり 我が子の食は手作りが基本がいい。微調整できるし、何より愛情が伝わるわよ。疎かにできないわよ。どんなことも、手の中から生まれたものは、子供の情緒面にも深くかかわるから。忘れないでね。
そんな母の祖母から伝授された離乳食、そう 昭和生まれのお母さんたちが必ず口にしたものを改めて 次回 お伝えします。
興味のある方は試してね♪