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必要・不必要のさじ加減♪ 4
♪ 先の投稿同様、誰かに「あるべき!」ということではありません。
自画自賛でもありません。
こんな性格もあります♪はお伝えします。
初の病院勤務先が良かった。
外観で判断せずによかったと今も思います。
院内環境が良かった。
これにつきました。
病院勤めの先入観が良すぎて、だからと言って悪い情報は全く知りません。
勤めて数か月で雰囲気に慣れました。
必ず 出勤すると各部署へ挨拶に回るようにしました。
もちろん 詰所もですが、病院食・社内食堂の厨房や掃除をしている方の部屋、夜勤の方の部屋へも。
これは、それまでなかったこと。
しかし、同じ院内で働くものとして「今日もよろしくお願いします」は必要だし、何より初の病院勤務で迷惑をかけるために必要と思ってました。
そのうち・・・「○○ちゃん、あんた 今日は挨拶がなかったけど来てるね!?」「生きとうね?」「あんた 都合のいい時ばかり挨拶に来んとよ♪」と冗談も言いつつ顔を見せていただけるように。
それを観た患者さんからも院内の評価が上がります。
何より、職員同士が相手を気遣う。
退職者が少ないと言っても、たまに出ます。
予想だにしない理由で。
これは、母の病院でもそうでした。
優れた看護師というのは考え方が違います。
♪ あなたは、仕事が綺麗だわね。
以前 急患センターにいたの?
♪ え?何がですか?どうしてわかった?
♪ 点滴や注射が、血管が細くても一発で入れるし作業が綺麗なのよ。
話す内容に無駄がない。(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
♪ そう・・・今は違うけど、これまで急患センターや救急病院ばかりに
勤めてる。
♪ どうして?
♪ 今に甘んじたくないのよ。内科・外科関係なく いろんな症例を観て
自分の瞬時にだす判断力や腕を磨きたい から、
だいたい3~5年で病院を変えるようにしてる。
そんな人多いわよ、私たちの世界は。
これには、絶句というか脱帽でしたね。
彼女も、その後 新たな病院へ。
また、務めた病院では国境なき医師団などで戦地へ向かう看護師にも多く遭遇。
「怖くないのか?命は惜しくないの?」の言葉に、冷ややかな目で
「戦地の人はね、選べないのよ。自国の戦場の中で生きてるのよ。生まれた赤ちゃんも戦場の音の中生きてるの!!一時的に行く私は、毎回複雑な心境なのよ。時間が許せば長くいたいのよ。そういう言葉は、私の前で言わない事ね」。
これには、しまった・・・・馬鹿なことを口にしたもんだと暫く落ち込みました。
全く戦場のことをわかっていない、冷たい人間なんだと自身にガックリでしたね。
報道で戦地の医療をする方の姿を観ると、当時のことを思います。
私達は、戦場・戦地を全くわかってない。
「平和」「救済」「命の大切さ」の言葉の意味の捉えどころが違うかもしれません。
医療業界というのは、人間社会の縮図と以前投稿しました。
まさしく 「生と死」だけでなく様々な「価値観」を学ぶことが出来る場所でもあると思いました。
様々な縮図の中、母がお世話になっていることに感謝と命を重みを貰っている感じがしました。
人材確保が難しくなる将来、どのような医療環境になっていくのか、これからも気にしていく世界・業界の一つです。
♪ 働き手が医療提供・介護を余裕をもって行える環境が続いてほしいと
心から願っています。