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帛紗は消耗品!

こんにちは。紗奈です。
茶道で使う帛紗(服紗・袱紗)は消耗品。私は1年で取り替えると教わりました。
ご存知の方にしてみれば、何を当たり前のことを、と思うかもしれませんが、私は今の先生に通うまで知らなかったので、案外知る機会がないかもしれません。

部活動やサークルの場合は、最初に道具を揃えるために買うだけで済んでしまうでしょう。
以前通っていたところは、カルチャースクールに近い形態だったので、そういった話はありませんでした。

帛紗が一番汚れるときは、仕舞いのときに抹茶のついた茶杓を拭くときです。
以前通っていたところは、「帛紗が汚れるから、直前でティッシュで拭く」ということをしていました。帛紗を汚さないように扱うので、消耗品という感覚はありませんでした。
今のお稽古場で知ったということもありますが、以前研究会で業躰さんは、このティッシュで拭くことを言語道断であるとお怒りになっていました。
使い帛紗という言葉もあるくらいですから、帛紗そのものは大事にする道具というより、しっかり使っていく道具になるのだと思います。

なんとなく勿体無い気がしてしまうので、1年でちゃんと取り替えることができるように、私は「干支」のワンポイントが入った帛紗を使用しています。そうすると、1月から自然と取り替えるようになります。淡交社のオンラインショップでも販売されているものなので、悪い選択肢ではないと思います(淡交社のものはちょっとお高いですが…)。買い替える楽しみもできました。

あとは1年使い終わった帛紗をどうするか、です。絹の布なので、何か使えるような気がするのですが、メガネ拭きくらいしか浮かんでいません。溜めていても仕方ないので潔く捨ていますが、何かいい用途がないか、考え中です。
もう少しでタツノオトシゴが描かれた帛紗を下ろして、ヘビが描かれた帛紗に取り替えです。帛紗の使い道が思い浮かぶといいのですが…。

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