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関ジャニ∞とSUPER EIGHTと私
記事はちょこちょこ書き溜めているのですが、書き溜めすぎたゆえにいろいろなことがありもう年が明けてしまいました。
さて、こんなタイトルを付けていますが、この記事は二十祭のレポを書きつつ私がファンになったときのからの思い出を振り返ろうやって話です。
宝塚やテニミュの話をよくしていますが、私のオタクの根源は関ジャニ∞なのです。サブスク解禁を祝して曲の思い出を認めたのはこちら↓
二十祭のネタバレを多少含みます。それと、当時の心境を思いのまま綴っているため、もしかしたら気を悪くしてしまう方もいるかもしれません。ここで始めに断りを入れておきます。それでも良いよという方は、好きなところまで読んでくださると幸いです。
私がファンになった訳
私がSUPER EIGHTもとい関ジャニ∞のファンになったのは彼らが8周年の時でした。2012年。前年の5大ドームツアーを皮切りに、映画エイトレンジャーの公開、スタジアムでのライブ、紅白初出場と、eighterにとってこれほどまでに嬉しい年はないと言える年でしたでしょうし、ファンも一気に増えたのではと思います。FCも独立したしね。
T.W.Lの多幸感
一般論はさておき、私がファンになったのはT.W.Lという楽曲のMVを見たことがきっかけです。
友人がこの歌をカラオケで歌っており、「あ、しんちゃんの曲だ」と、耳馴染みがあったからこそちゃんと聞いてみることにしました。
そこで当時なけなしのネット知識を駆使してMVを見たのですが(良くないよね)、その多幸感あるや。みんなが楽しそうで、しんちゃんやぶりぶりざえもんが出てきて可愛くて、というように、とにかく印象深いものだったのです。
そこからあれよあれよというままに沼にハマりました。
私が丸山担になった訳
こうしてeighterへの一歩を踏み出したのですが、ここで問題となるのが「誰担になるか」ということ。別に担当というものは無理して決めなくても良いのですが、嵐を好きだったこともあり「◯◯くんが特に好き」というのを決めたい生粋のジャニオタ性分だったのです。
きっかけはとあるファンの制作物だった
まあ、誰担かを決める時は大体紆余曲折あるもので、私も初めは違う人が気になっていたりしました。当時は今ほど供給がなく、YouTubeにとあるファンの方がいろいろな番組の切り抜きをまとめたものをよく見ていました(これも本当は良くないよね)。
それを見ている中でなぜか丸山くんの奇行が目に入り、なんだか放っておけない、気になる存在となったのです。そこからはというとズルズルと沼にハマり、無事丸山担になりました。2012年の夏頃の話でした。
余談:丸山隆平とベースと私
私は中学の頃からベースをしています。社会人となった今では本当に趣味程度でしか弾かないけど、ベースをやりたいと思ったのは丸山くんのおかげです。演奏という観点から音楽を楽しむことができるようになったり、誰かと演奏するのが楽しいんだなと思えたのも全部丸山くん、関ジャニ∞のおかげです。余談すぎた。
幸せというのは突然崩れゆく
2012年にeighterになってから、ほぼ全てのライブ(主に関東近郊)に脚を運びました。いつ見ても別界隈に心惹かれてようとライブは楽しく、彼らの仲睦まじい様子を見れば安心したものでした。
メンバーの脱退
しかし、突然メンバーの1人であった渋谷すばるくんが脱退を表明しました。私がeighterになって6年ほどの年月が経っていた頃だと思います。それまでの関ジャニ∞は確実にトップアイドルとしての軌道に乗っていた……というかまあ、安定期に入っていたように思います。
あのときの会見は忘れたくても忘れられないし、苦しい思い出です。いくらアイドルとは違う道に進みたいといってもこれまでの軌跡は無視できないし、別にソロとしても活躍してたので、そこでわがままを今更言うなよと思ってしまったのが本音です。
苦しみの十五祭
6人で再スタートを切った彼らですが、今だから言うとあのときは1番良くなかったと言うか、幸せ感がないと言うか……といった様子だったと思います。少なくとも私はそう感じて、なんか周年なのにイマイチ祝いきれませんでした。週刊誌にあることないことも書かれたりしたしね。
そして5人に
そうこうしてるうちに、彼らは5人体制となりました。これも週刊誌でリークされていたし、十五祭の様子も見てなんとなく予感はしていましたが、錦戸くんが辞めると知ったときは悲しいものでした。
その私の中の悲しみのほとんどは「関ジャニ∞という安定していたパズルのピースがどんどん崩れていってしまう」というのが大きく、「これ以上私の好きだった関ジャニ∞を崩さないでくれ」という願望に近いものでした。なんて身勝手な理由なんでしょうね。
今の5人を受け入れるまで
私は丸山担ですし、「自担は辞めてないんだから良いじゃないか!」と思う人もいるかもしれませんが、思った以上に7人の関ジャニ∞のことが好きでした。
私が好きになったころにはもうすでに7人で。もちろん8人のことも、7人になった経緯も調べましたし、無かったことにはしていません。けれど、こうして7人でなんとかもがいてきた経緯も含めて好きでした。
だからこそ2人が抜けてしまったのはショックで、曲すらも聞けなくなってしまいました。嫌でもメインボーカルとして2人が君臨しているんですもの。
5人体制でのライブ
5人になってもライブには参戦していましたが、包み隠さず言うと5人体制を受け入れるのにも時間がかかりました。
抜けたボーカル2人の穴をどうにかして埋めようとしている姿が愛おしくも痛々しくて……すこーしだけ見ていられないかもという気持ちに至ったのも事実です。
でも不思議と担降りは考えませんでした。もはや情なのでしょうか。どこかで信じていたのでしょうか。彼らならまた純粋に楽しませてくれる時が来ると。
ようやく5人が「当たり前」に
こうして何度目かの再スタートを切った彼らの今の形を私が受け入れられるようになったのは割と最近のことです。5人でのパート割りやバンド演奏、ダンスのフォーメーションがようやく自分の中で「当たり前」になってきました。
40代に差し掛かっても歩みを止めず、むしろ新たなことに取り組んでいるメンバーもいて、どうにかして関ジャニ∞をやっていきたいのだなという覚悟も感じたし、それがなんだか嬉しかったです。
関ジャニ∞が関ジャニ∞でなくなる
そんな彼らは昨今の問題により「関ジャニ∞」という名前を失うことになりました。はじめは「名前が変わるんだな〜、新しい名前何になるんだろ」くらいの気持ちでした。ですが本人たちは私が思っていた以上に関ジャニ∞という名に思い入れがあったようなのです。
緊張の発表の瞬間
新しい名前が何になるのかという好奇心から、発表の動画が公開された瞬間に視聴しました。その新しい名前こそSUPER EIGHTだったのです。まあ、エイトは何かしらの形で残る、というか残して欲しいと思っていたのでそこは安心しつつ。というのが初めの感想でした。
動画内で「サイヤ人がスーパーサイヤ人になったように、エイトもスーパーエイトになる」というようなことが言われており、まだまだ進化するだろう彼らに希望を感じながらも、本当に変わってしまったのかと急に実感しました。
イマイチ馴染まない日々
一応10数年関ジャニ∞のファンをしていた私にとってすぐにSUPER EIGHTという名が馴染む訳もなく。それは20年ほど関ジャニ∞をしていた彼らにも同じことでした。
私も誰かに説明する時につい関ジャニと言ってしまったり。彼らも公の場で関ジャニ∞と言いかけたりとまあ大変だったと思います。
関ジャニ∞の卒業式
そんなこんなで個人的にイマイチ馴染んでいるのかいないのかぼんやりした状態で二十祭に参戦しました。
結論からいうととっても楽しかった!!個人的にこれまで参戦したライブのなかで1番楽しかったのは十祭なのですが、それと同じくらい高揚感があって、それを超える感動がありました。シャッフルユニットやハチフェス、あの頃の勢いこそ無かったけど、5人でこれからもやってくれるだろうという希望はありました。
ちょっくら二十祭の感想
私は東京の土日2日間参戦し、ネタバレを踏まずに行きました。個人的にテンアゲだった(テンアゲて古いのかも)曲の感想を書いていきます。
Jackhammer
8UPPERSをリバイバルさせるような演出で始まったフェーズの一曲目。タバコに火をつけて吸い殻を下に捨てるとファイヤーが上がるという演出がありました。これも8UPPERSのライブリバイバルであり、当時は亮ちゃんがその役割を果たしていたのですが、今回はヨコがやっていましたね。その時点でテンション上がるね!!!曲自体もカッコよくて大好き。
アカイシンキロウ
PUZZLE収録曲ですね。かっこよさもありながらチャカチャカと軽快なギターや特徴的なフェイクがキャッチーな一曲です。丸山担としてはやっぱり歌い出しとフェイクが良きですね。PUZZLEはざっと15年前のアルバムですが、当時の歌声が健在で良かった。というか忘れられてなくて良かったこの曲。結構好きなのでね。余談ですが個人的にアルバムという観点で見るとPUZZLEが1番好きです。超余談。
YOU CAN SEE
正直kicyuと大倉ソロが来た段階でもうYOU CAN SEEしかないなと思っていました。うれしすぎ。初めて聞いたときから世界観から曲調まで全部好きで、まさかこの機会に聴けるとは思ってなかったから本当に嬉しかった〜。覚えていてくれてありがとう。和の村上、洋の丸山って感じのMVがめっちゃカッコよくて。今回こそ和風っぽいテイストで演出がなされていました。あの大人な雰囲気もありつつ最後には手拍子で大団円的な雰囲気で終われる感じ、なんか良いよね。
LIFE〜目の前の向こうへ〜
この曲も大好きな一曲です。名曲でありながらライブの定番でもあったような気しますが、そういえば最近聴いてなかったような……という気もしてしまう曲です。
私が行った東京22日ではこの曲が沁みたのかメンバー(というかヨコヒナ)が爆泣きするという事態がありました。それほど気持ちのこもった演奏だったのです。まあ、7人体制ラストに演奏した曲ということもあって、20周年でいろいろ思い出されるタイミングならなんか沁みちゃうよね。
ほかにもエモい(語彙力の無さに愕然)演出や楽曲もたくさんあり、ファンにとっては嬉し楽しい、そして感動ありな素敵なライブでした。
更なる進化を期待して
巷では「関ジャニ∞の卒業式」とも例えられた今回のライブ。なんだか寂しくもありますが、SUPER EIGHTのスタートだと思えばなんと希望に満ち溢れていることか。といった感覚です。
アイドルは有限ですし、これまで3人の旅立ちがあったからこそ今後何が起こるかはわかりません。ですが私は、今後もSUPER EIGHTが細くても良いからずっと続けば良いなと思っています。とりあえず次のライブも楽しみに待っていよう、そんな気分です。