2024-10-23 オキヌ、鑑賞。

先日、キヌコのすきな舞台作品と映画のDVDを久しぶりに観ました。

一つはこちら(https://note.com/fine_whale308/n/nda9fa463c621)でも書いた劇団競泳水着の「Nice to meet you,my old friend」という作品。

これ、こぢんまりとした作品なのだけど、すきでついつい見返してしまいます。

中学の美術室を舞台に5人の役者さんによって話が展開していくのですが、ラストでタイトルが腑に落ちるのがすごくよいのよねぇ…!!!

もう1本は「ビフォア・サンライズ」という映画(これもこちらhttps://note.com/fine_whale308/n/nbcbf919768b8にて書いてます)。

だいぶ前の作品なんだけど、そんなに古さを感じない。

同じ列車に乗り合わせた男女が、ウイーンの街を一晩歩き回りながらただ話し続ける、だけど朝になったら二人はお別れするしかない…というロマンチックながらもせつないお話。

ちなみに「ビフォア・サンセット」と「ビフォア・ミッドナイト」の3部作だそうなのですが、キヌコは「ビフォア・サンセット」までしか見れていない(キヌコはすきな作品でした)。

これ、何だか会話の内容云々ていうよりも二人の男女が「すごーくすごーくすきだなー」とお互いに思い合ってるのがじわじわ滲み出ていて、こちらもつい心を揺さぶられる作品である。

そこまで直接的にお互いの気持ちを表す「愛してる!大好き!!!」みたいなセリフが多いわけではなくて、二人の愛しい気持ちが体から立ち上ってるように見えるというか。

ラストで二人が別れてまた一人の旅路に戻ったとき、何というのか各々が不完全に見えるとでもいうか…。

二人でいることがあまりにしっくり馴染んでいたものだから、一人になったときに明らかに大切なものが欠けてしまったようにバランスが悪く見えたのよね。

このまま「ビフォア・ミッドナイト」まで観てしまいたい気持ちがだいぶ湧いてきております。

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