オキヌあるいはキヌコの行路

ただ好きで書いているだけの文章です。

オキヌあるいはキヌコの行路

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最近の記事

2024-11-17 キヌコ、長野旅その3。

三日目だけは一人旅となります! というか三日目で帰るんだけどね。 まずはホテルをチェックアウトして、早めのお昼ご飯に肉うどんを食べに行く。 長野といったらお蕎麦のイメージだったんだけど、この肉うどんは馬肉のうどんなんですって。 甘辛の出汁に馬肉、やわらかうどんが五臓六腑に染み渡るぜ……!!! で、しなの鉄道に乗って別所温泉へ。 ここがすごくよかったー!!! っていっても平日昼間だったこともあってか、閑散ぶりがすさまじくて基本的に人には会わない(笑) 車がたまに

    • 2024-11-16 キヌコ、長野旅その2。

      さて、長野旅二日目でございます。 この日は朝10時集合で、他の市にも行ってとにかくお蕎麦を!!!ということになりました。 ほんとはねー松本に行くつもりだったのだけど、上田駅から向かうのは車で行くにしろバスで行くにしろなかなか大変だし、長野初心者のオキヌは正直松本でなくても楽しいだろうからそこまで頑張らなくていいかもね、という話になったのよ。 で、まずは道の駅でくるみソフトをいただく。 どっちかというとラムフレーバーでしたがおいしかった! 野菜とかお土産品を売ってると

      • 2024-11-14 キヌコ、長野旅その1。

        こちら(https://note.com/fine_whale308/n/n491fcfe39cc4?sub_rt=share_pw)で書いた新蕎麦へのじゃなかった長野への旅、行ってまいりました! 楽しかったしおいしかったし嬉しかったし思わぬ発見もあったし、すっごくいい旅でございました……! 二泊三日の旅だったんだけど、二日目までは中学時代からのお友だち(とその娘ちゃん)が車出して案内してくれたのだ。 今回は上田に泊まったのだけど、素敵なまちだったなあ。 初日はお昼頃

        • 2024-11-12 キヌコにとってのダリア

          キヌコは最近ちょいちょいお花を買ってきて飾っています。 夏の間はねーすぐだめになってしまいがちだし、ひまわりはやっぱり外で咲いててほしいってこともあってあまり買わないのですが、涼しくなってきたタイミングで少しずつお部屋が彩られ始めました。 先日はほんのり紫がかった桃色のバラと、オレンジのグラデーションのきれいなダリアと、淡い桜色のトルコききょうを買いました。 どれもきれいでかわいくて、目に入るたびに「あぁステキ…!」とよい心持ちになれるのでございます。 ただダリアよ、

          キヌコのちょっとした善行

          先日、お友達と電車に乗っていたときのこと。 ワタシたちは座席の前に並び立っておしゃべりしていたのですが、ワタシらの前にはオチビの男の子とお父さんが二人で座っておられました。 で、お友達には二人ほど子供がいることもあって、どうもちびっこに弱い様子。 愛おしそうに目を細めてかわいいかわいいと口にしておりました。 オキヌも「かわいいねぇ」とつい口元と目元がほころんでしまっていたのですが、その男の子が急にあっかんべーと舌を出したのです。 すかさずオキヌは「おっアインシュタイ

          キヌコのちょっとした善行

          オキヌ「今年もやってきましたよ、この季節が」

          キヌコがここで書いてる文章は季節感がほぼほぼないのが特徴なのですが、唯一季節感のあるイベントとして登場するのが毎年のこたつの設営と撤去ですよ。 今年もすっかり秋が深まり、気温もぐっと下がって冷え込んできましたし、そろそろこたつを出す頃合いかとにらんでおります。 むしろ遅いくらいかしら?? こたつを出したら、箱買いみかんを山と盛り上げた鉢の置かれたこたつで、うたた寝をする所存にございます。 これぞ古式ゆかしい日本の冬の過ごし方!!!とのんびりしながら悦に入ることといたし

          オキヌ「今年もやってきましたよ、この季節が」

          キヌコ「友が!!!消える!!!!!!」

          キヌコがここ何ヶ月あるいは何年か、ずーーーーーーーっと心待ちにしていた本が発売になるとのこと。 その名も「友が、消えた」。 金城一紀氏による著作でございます。 何年ぶりどころの騒ぎじゃなかった、13年ぶりの著作だそうだもの。 キヌコは基本的にこの作家さんの本ですきではない本はなくって、もーーーーーどれ読んでもいつ読んでも血が滾るし胸が熱くなるし昂ぶるしで毎回鼻血を吹きそうに大興奮しながら読んでおります。 しかも今回の新作、オキヌのとりわけお気に入りの「ザ・ゾンビーズ

          キヌコ「友が!!!消える!!!!!!」

          2024-10-23 オキヌ、鑑賞。

          先日、キヌコのすきな舞台作品と映画のDVDを久しぶりに観ました。 一つはこちら(https://note.com/fine_whale308/n/nda9fa463c621)でも書いた劇団競泳水着の「Nice to meet you,my old friend」という作品。 これ、こぢんまりとした作品なのだけど、すきでついつい見返してしまいます。 中学の美術室を舞台に5人の役者さんによって話が展開していくのですが、ラストでタイトルが腑に落ちるのがすごくよいのよねぇ…!!

          2024-10-19 キヌコ、やる気!!!

          先日カフェに入ったとき、店員さんに「お手洗いどこですかー」と訊いたら聾の方でした。 ナチュラルに手話を使われて、オキヌも意外と戸惑うことなく手話で会話できたわけですが、いつもは手話友と会う日しか手話を使うことなかったので、こういう偶然の出会いは初めてのこと。 で、キヌコは何か知らんがいっっつも「ごめんなさい」と「ありがとう」が一緒になるのよね…。 この日もやっぱり「ありがとうございます」をする前に一瞬考えちゃったし、それが悔しくて!!! 一時期、聾のお友達とそれはそれ

          2024-10-19 キヌコ、やる気!!!

          2024-10-16 掃除中のオキヌ「(≖ᴗ≖ )ニヤッ」

          今回はお掃除にまつわる小話でございます。 キヌコはお手洗いを掃除するたびに絶対に頭に浮かぶ一文がございます。 キヌコの大好きな(そのわりに新刊をまだ読めていないけどな!)作家さん、森見登美彦氏の名著「恋文の技術」にて、「俺の心は磨きたての便器のように清らかですよ」って文章があるのです。 この主人公、友人には自分のことは棚に上げて「逃げを打つな!」って説教してるわりに「磨きたての便器」と来たもんだ。 お兄さん、立派に逃げを打ってるよ!!! と1人でにやつきながら便器を

          2024-10-16 掃除中のオキヌ「(≖ᴗ≖ )ニヤッ」

          2024-10-12 キヌコはお蕎麦を食べにいく。

          タイトルが何やら本屋大賞受賞作「成瀬は天下を取りにいく」めいておりますが、単なる偶然でございます。 新蕎麦のために長野へと行くことを決めました。 ほんとは去年行きたくて予約していたのだけど、再入院するだのしないだのという話に(ほんの一瞬だったけど)なったので、念のため取りやめてしまってたのだ。 なので今年は新蕎麦へかける熱意がさらに上がっております。 偶然なのですが、時代小説の大家、池波正太郎氏の食にまつわるエッセイ集をこの間読んだのです。 で、オキヌの目指す長野の

          2024-10-12 キヌコはお蕎麦を食べにいく。

          2024-10-10 「コリウールのフランス窓」byアンリ・マティス

          上野でマティス展をやっていたとき、キヌコも見に行ってまいりました。 キヌコは美術館に行ってもポストカードの類はそんなに買わないのですが、このときは1枚ポストカードをお買い上げ。 それが「コリウールのフランス窓」という作品でございます。 窓の外の漆黒具合が見事で、オキヌもそのとき「お先真っ暗!」という気分だったこともあって、何だか気になって買ってしまったのよ。 それ以来オキヌがノートとか手帳とか紙類を詰め込んでるポーチにしのばせているのですが、今ではちょっとしたいたずら

          2024-10-10 「コリウールのフランス窓」byアンリ・マティス

          2024-10-3 キヌコの昔話

          最近お友達と月2でランチしているのですが、この間彼女は仕事の都合で30分遅れてやってきたのです。 そのときに「ごめん!これからダッシュで向かう!」とLINEが来たのですが、それを見て思い出したお話。 むかーーしむかし、キヌコが知人と待ち合わせをしていたときのことです。 時間を過ぎても知人は一向に姿を現さず、キヌコは何十分単位で待たされていました。 連絡もないし、電話にも出ないし、どうしたものかと思っていたら妙にどかどかと響く足音がして、知人が肩で息をしながら登場。

          2024-9-25 オキヌ「そっちへ行きたいものである」

          先日、大学時代からのお友達三人で遊んでまいりました。 一人が夕方くらいからになるというので、先にもう一人の子と茶をしばいていたのですが、彼女はオキヌの数少ない独身フレンド…! この子はいつもにこにこお話してくれるので、以下「にこに子さん」と呼びます。 オキヌは大変チャーミングだな!と毎度感じ入りつつ魅了されつつ虜になりつつお友達しております。 3人目の友人(ちなみに彼女はこちらhttps://note.com/fine_whale308/n/n7527fb287946

          2024-9-25 オキヌ「そっちへ行きたいものである」

          2024-9-14 オキヌの富豪ごっこ

          オキヌは一度だけ富豪ごっこをしてみたことがございます。 おそらくほとんどの方におわかりいただけるかとは思うのですが、小洒落たバーで「あちらのお客様からでございます」ってカクテルを出されるシーンがフィクションであるじゃないですか。 キヌコがやったのはあれです。 言わずもがなですが、出される方じゃなくて「あちらのお客様」側です。 ナンパとはまた違うので、キヌコはこれを「富豪ごっこ」と呼ぶ。 別にそういう機会を虎視眈々と狙ってたわけでも血眼で探していたわけでもなかったのだ

          2024-9-14 オキヌの富豪ごっこ

          2024-9-12 キヌコ、空前絶後な読書の秋!

          先日、高校からの友人とちょっとした企画を立てました。 彼女はかなりの読書家なので、キヌコはよく面白かった作品とか作家さんを教えてもらうのです。 そこで立てた企画が「本屋さんに並んでるおすすめ本をひたすら紹介し合う」というもの。 10:00の開店と同時に本屋さんに飛び込み、2時間延々と紹介しまくりされまくりで、スマホに残したメモがとんでもないことになりました。 しかも小説の列だけで2時間だぜ!!! 彼女に教えてもらった小説はもちろんだし、キヌコが過去に面白く読んだのに

          2024-9-12 キヌコ、空前絶後な読書の秋!