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無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番

つれづれ音楽雑感 第33回


バッハの無伴奏バイオリンのためのパルティータ第3番を久しぶりに聴いて改めて感動した。

すでに補聴器を使用していた中年頃にもCDを持ってはいたけど

YouTubeのレコメンドをBluetoothストリーミング補聴器で聴いたらほんとに素晴らしいと思った。

シャコンヌは人生の一番最後に聴きたい曲と投稿したけど

なんとも、バッハはすごい作曲家だ。

メンデルスゾーンの時代には既に忘れられた作曲家だったとは信じられない。
かつては、王侯貴族のその時限りの消費的な音楽だったのかもしれないけど
これほどの傑作を次々と生み出しても
さしたる評価や報酬が貰えない時代だったのだろうか

これは究極のミニマル音楽だと思う。
バイオリン独奏でこれを超える表現などとても生まれない、とさえ思う。
シャコンヌも十分素晴らしいけど
この曲はとても華やかで生気にあふれ、エネルギーに満ちた曲だ。
華やかな大オーケストラも別の魅力をもつけど
バイオリン一丁の表現も素晴らしい。

無伴奏チェロ組曲にも感じるけど
無音の間との対比で音が輝く表現は、無伴奏ならではの世界だ
けして、他の表現形式では無理だね。


私の拙い文章はお終いにして、早速動画をどうぞ。

かてぃんとの動画も投稿しましたけど
この曲では真剣な見事な演奏を披露されています。
(ほんとに素晴らしい、感謝します。)

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