今話題の【ChatGPT】美容室でどう取り入れる⁉
あらゆる業界で今話題の【ChatGPT】
もうチェックしましたか?
「美容室に必要?」
「美容室経営ではどう使えるのかな?」
「結局、本当に便利なの?」
と考えていましたが、まだまだ正解は無いChatGPTの使い方。今回は、美容室の業務効率を上げそうな方法をまとめます。
あなたなら、どう使いますか?
そもそもChatGPTとは何なのか⁉
1.ChatGPTとは
まず、ChatGPTについて簡単にまとめます。
2022年11月にアメリカのOpenAI社によって公開された人工知能チャットボット
Webブラウザから無料で利用できる
自然言語処理技術を応用したAIの一つ
大量のテキストデータを学習して、人間のように自然な言葉で対話することができる
ChatGPTは会話内での利用者による過去の入力を記憶しているため、個人に最適化された情報が提供されやすい
2.検索方法とその結果の表示形式の違い
従来Web上で何か調べたいときには、「美容室 人気」など、キーワードを単語で入力して検索することで、ヒットする情報やWebページが一覧で表示され、さらにその中から必要な情報を探し出すという作業が必要でした。
※通常のWeb検索は、長い文章で検索すると検索結果が激減してしまうんですよね…。
それがChatGPTでは、いつも使うような言葉で検索が可能になったのです。
例えば、
「東京で人気のカラーが得意な美容室を10件教えて」
といったように。
文章で質問すると、結果一覧ではなく文章にまとめて回答をくれます。
美容室でのChatGPTの取り入れ方
ChatGPTの使い方を、ChatGPT自身に問いかけてみました。
【質問1】美容室経営でChatGPTはどう使えば良い?
「美容室経営でChatGPTはどう使えば良い?」と質問した答えは、次のとおりでした。
自然な日本語で答えてくれました。
さらに、この答えに対して気になることを掘り下げて質問していきます。
【質問2】ChatGPTを使った美容室のマーケティング戦略の改善方法を詳しく教えて
「ChatGPTを使った美容室のマーケティング戦略の改善方法を詳しく教えて」に対する答えは、次のとおりです。
深堀りして問いかければ問いかけるほど、詳しい内容を教えてくれます。
ChatGPT利用時の大きな注意点
このように質問に対して、簡潔明瞭に答えを提示してくれるChatGPTですが、利用するうえでの大きな注意点が2つあります。
それは・・・
答えを丸のみしないこと
ChatGPTから得られる情報は、ChatGPT内にあるデータから分析・整理されたものであり、100%の正解とは限りません。また、情報の蓄積が無ければ反映されないですし、2021年以降に発生した出来事については知識が備えられていないと言われており、最新情報は踏まえられていない可能性もあります。そして、回答が自然な分、時にはもっともらしく見えるが誤った回答を作成することもあるそう。ChatGPTからの答えはあくまでも参考として利用するようにしましょう。個人情報の注意
開発企業のOpenAIによると、オプトアウトを申請しない限り、ユーザーが入力したChatGPTとの会話内容はOpenAIによってその内容を利用されることがあります。このため、一般的にChatGPTの利用に際して個人情報と機密情報の入力に注意する必要があります。具体的な個人情報を含めた問いかけは避けておいたほうが良いかもしれません。
美容室でChatGPTを利用すると作業効率アップできる場面5選
1.SNS投稿の土台づくり
美容室の場合、例えばInstagramでは、画像投稿が多いかもしれませんが、タイトルやキャプションの文章であったり、その他同じものになりがちなハッシュタグ候補の幅を広げることに役立つかもしれません。
他にも、お役立ち情報を提供するような場合には、まず、ChatGPTを使って美容に関する記事や情報を生成するようにモデルを訓練を行った後、ChatGPTを使って、美容に関する情報や最新のトレンド、スタイリングのアドバイスなどを自動生成することができます。
毎回の投稿ネタや内容を考えるのは頭を悩ますポイントですが、自動生成が可能になることで、作業時間を短縮できます。そうすることで美容室アカウントを無理なく継続更新しやすくなります。
2.コンテンツづくり
ChatGPTを使って、美容やヘアスタイルに関する情報を自動生成することができますが、挙げられた情報を上手に利用することで、美容室のブログやSNSなどのコンテンツを一方的な内容ではなく、お客様が魅力に感じやすい内容に充実させることができます。
また、メニュー名などを考えるときにも施術内容のポイントやキーワードを入れて問いかけ、「10個教えて」「30個教えて」と具体的に指示を出せばそれに応えて、自分だけでは思いつかないような案に出会えるかもしれません。
3.データ分析
まずは別途、美容室に来店された顧客データを集計しておきます。収集するデータには、年齢、性別、住所、職業、家族構成、趣味、好みのヘアスタイル、施術メニュー、来店きっかけなど。このデータを収集するためには、アンケート調査や顧客管理システムを活用すると良いでしょう。
顧客管理システムは、顧客情報の蓄積・集計まで自動化され分析項目を探しやすい顧客管理POSレジシステムBionlyがオススメ。
収集したデータをChatGPTに読み込ませ、分析を行います。お客様のニーズや嗜好、行動パターンなどを分析することができます。
4.キャンペーンの企画
ChatGPTを使って、お客様の嗜好や行動パターンを分析することで、お客様の興味を引くキャンペーンを企画することができます。
また、企画内容についても、タイトルや企画の内容などを問いかけることで複数の回答を用意してくれるので、「マンネリ化してきたかも」というときのアイデア出しに役立つでしょう。
5.お客様対応の自動化
美容室のホームページにChatGPTを組み込めば、よくある質問や相談、予約をチャット機能により自動で受け付け対処したり、予約サイトにChatGPTシステムを組み込めば、お客様が予約する際、ChatGPTが自動で空き状況を確認し、希望日時の予約が可能かどうかを返答することができます。
その他、予約確認やキャンセル通知を自動で送信したり、キャンセル待ちのお客様に自動的にメッセージを送信し、空いた枠を埋めることも可能です。
ただしこのような使い方をするには、プログラミングシステムとして組み込む必要があります。
まとめ
この他にも様々な使い方があるかもしれませんが、ChatGPTの情報整理能力を活用できる場面は、美容室の経営方針によって異なると思います。利用するのも自由ですし、利用しないのも自由です。
ただ、個人経営の美容室はもちろん、美容室オーナーさんや店長さんは、何かを企画するとき悩んだり、情報を目の前にして判断に悩む場面であったり、「自分の見解以外にももう少し別の視点がほしい」と思われる場面があることでしょう。
そんなとき、コンサルを利用するのは時間も費用もかかりますが、ChatGPTなら気軽に問いかけて回答を得ることができます。その回答を採用するかしないかはもちろん自由です。
ChatGPTに頼りきるわけではなく、サポートツールとして利用するには、とても利用しやすいサービスだと思います。
世の中AI技術が広がっていますが、美容師さんの施術技術やサービスはAIには再現できないものです。だからこそ、美容室経営でそれ以外の部分については、便利なAIやシステムによって業務効率化をしていけば、施術やサービスの質を上げる時間が生まれます。
今回紹介した以外にも、ChatGPTの良い使い方があったら、是非コメントで教えてくださいね。
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