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一ニャン去ってまた一ニャン

「捕まえても捕まえても湧いてくるんです〜!」

保護猫仲間からのSOSの電話。
すぐに助けに行ってあげたいけど、今からいきなり息子たちを預かってはもらえない。

ごめん、ごめんね、、、。

断腸の思いって今使うんやな、とか考えながら電話を切った。


以前捕獲器を設置している時に、依頼者のおじさんから

「お前っち、好きな猫いっぱいつかませて幸せやろ!ながに、おわっちから金とろうちゃどんながや!(お前たち、好きな猫いっぱい捕まえられて幸せでしょう?なのに私たちからお金をもらおうとはどういうこと!?)」

と言われたことがある。

いやね、私たちは猫が好きだからやってるんじゃないですよ。誰かがしないとこの子たちは死んでしまうからやっているんです。
たぬきでも、カラスでも、蛇でも、なんでも助けられるなら助けたい、ただそれだけです。

それに、捕獲器のレンタル料、捕獲場所までのガソリン代、捕獲器に入れるご飯代、捕まえたらノミダニの薬をもらって、糞便検査をしてもらって、里親が見つかるまでのご飯代、猫砂代、エトセトラ。いくらかかるかご存知かね!

野良猫の避妊去勢手術はいつ病院から呼び出されるか分からないから、仕事もできません!
保護猫って、お金も時間も、気力もかかるんです。

それをまあ、感謝こそされても、そんな罵声浴びせられるいわれはありません。


そんなことを考えながら、富山県でまた子猫が捕まりました。
どなたか里親様いらっしゃいましたらコメントいただけますと幸いです。譲渡条件あります。

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