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やたら『毒親】流行りだけど・・・

流行り出したらとまらない

やれ『毒親だ』やれ『パワハラだ』やれ『セクハラだ』、やたら『ハラハラ』だらけな世の中になりました。

確かに”いじめ大好き人間””自己中人間””超絶ス〇ベ人間””威張るの大好き人間”とか一杯いますよね。旅子も随分と色々な人から色々パターンでいじめられてきた経歴があります。⇐(これなんやねん、って感じですよね。こんな経歴できればほしくないけど、人間社会の現実的一面ではあります。)

だけど、やたらとまるで大仰なニュースのように不特定多数の人々を対象に「私の親は毒親だ~~~!!」ってぶちまける事ってどうなんでしょうかね。少々疑問に感じるところがあります。

果たしてそれって。。。

  • 真実なのか?

  • 作り話の可能性は?

  • (例えば)毒親ではなく実は毒子かも?

  • 思い込みってことない?

  • 勘違いじゃないよね?

まあ、実際どうなのかと言うことの把握はなかなか難しいところかと思います。

ある精神科の先生が言っておられたことがあります。
「本当に支配欲の縛りが強い母親に育てられている場合、支配されている子供は気づかないことが多い」それ凄くわかります。(それはそれで問題ですが)

気が付いたが故に苦しむこともある

自分が親からかなりの支配を受けていたこと。そのことによって自分の人生がどれ程のマイナスの影響を受けたかと言うこと。親からの異常な支配がなければ自分はもっと自分らしく自分の能力を育むことが出来たであろうこと。そんなことに、ある日突然気が付いてしまったとしたら。それは、とてつもない悲劇なんですよね。

それは、もはや苦しみでしかない。自分の人生を棒に振り懇切丁寧な介護を心の底から一生懸命やり、親を無事に見送った後に気が付いたとしたら、腹が立とうが許せなかろうが、既に親はあの世です。

そう言えばあれもこれもそう言う事だったのかと気が付けば、激しいフラッシュバックと気が付けなかった悔しさと、ひたすら親を大事にし過ぎた自分の愚かさに、もう精神崩壊しそうになりますよね。

何があっても自分を慈しんであげてほしい

某アイドル事務所のセクハラ・パワハラ問題が大っぴらになったことで自殺者まで出てしまいましたよね。表立ったことでフラッシュバックも何倍にも強さが増したことでしょう。忘れたいのにむしろ意識に強く働きかけてくる状態になってしまったのかもしれませんね。
少なくとも、白昼の基にさらされることがなければ自死を選択するには至らなかったかもしれないと思うと、ご本人もですが親御さんもどれ程辛かったことかと思います。

世間の人は好き勝手なことを言います

だから、何を言われても自分を愛してあげてほしい。そして、なにかを愛してほしい。それが、自分のお子さんであっても、ペットのような存在であっても、あるいは趣味とか、なんでも良いけど自分以外の対象を愛することも自分の苦しみを救ってくれる場合もあります。

覗き見主義の世間は放っておきましょう。世間はあなたの人生に責任を持ってはくれません。あーだこーだと言って余興を楽しんでいるだけです。彼らは現実のあなたではなくバーチャルの中のあなたをみて覗き見を楽しんでいるだけです。

そんな世間のたわごとに気を取られるのはやめましょう。折角自由の身になったのだから自分の人生を始めましょう。旅子は70代半ばだけど、まだ生きている、ならばこれからこそ自分らしい人生を育んでいくつもりです。

今生きていることに感謝して

世界は広いです。世界では豊かな国もあれば貧しい国もある。平和な国もあれば戦争をしている国もある。戦火のただなかにあるウクライナやガザのようなところで生まれた人々はとんでもなく理不尽な状況下にあります。

生きたくても殺される。家族も殺される。敵の兵士に惨い性的搾取をされる。今まだそんな国ではない日本。とりあえずは有り難いと思います。今までがどんなに理不尽なことをされてきたとしても、文句ばかり言っていてはせっかく次にやってくるかもしれない幸運を逃してしまいます。
もちろん、言うべきことは言い、訴えるべき事実は訴えなくてはいけないけど、それだけだと寧ろ傷が深くなってしまうことも間々あることです。だから、並行して「今生きていることに感謝して、新しい自分の幸せ」を紡いでいきましょう。


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