飛行機からオーロラを見ることに全力&ちょこっとオーロラ旅行記
太陽フレアの影響で、日本各地でオーロラが見えたこの度。
うちは温暖地のため、国内で見られるチャンスがなく、
全国の画像を見て癒されていました。
そんなことから今回は、過去に挑戦したオーロラ旅行のお話をさくっと
と、飛行機の上から見ることに全力を尽くしているお話を。
オーロラ旅行に4回挑戦 その勝率は?
過去、オーロラ旅行に4回挑戦して、
4回中、すべて北欧の北極圏を選びました。
カナダやアラスカのほうが、
晴天率が高く、見える確率も高いのですが
北欧が好きなため、北欧各都市と絡めて旅行できる北欧のオーロラは、
とっても魅力的。
その上、冬は旅行費が安くなるので、物価が高い北欧を少しでも安く仕上るのにも有効です。
過去の挑戦地はこちら⇩
1回目 2006年12月 フィンランド ロバニエミ
2回目 2011年〜2012年 年末年始 スウェーデン キルナ
3回目 2017年1月 ノルウェー フッティルーテン(船上)、トロムソ
4回目 2019年〜2020年年末年始 ノルウェー ロフォーテン諸島
他都市と絡めてなので、各旅行につきオーロラチャンスは2~3日。
勝率はというと、
過去4回のうち、実際に見られたのは2006年、2011年の2回。
そしてそれはとても薄く、すぐに雲に隠れてしまうようなものでした。
・フィンランド ロバニエミのオーロラと街
1度目のフィンランド、ロバニエミ。
少し高い山の上に立ってる、オーロラ観測に適していたホテル(名前は失念)の屋上にて。
外は-20~21℃。
カイロもカッチカチに凍る寒さで、
靴用カイロの上を歩くのが逆に氷の上のようだった。
ロビーに暖炉があり、寒さで痺れた体に暖を取っては屋上に戻り、
オーロラを待つという形式でした。
で、見えたやつがこれ。↓
よ~く見てください。
雲のすぐ上に薄い緑がうす~く、出てます。
(パソコンだとまだ見えます)
とりあえず、フィンランドかどうか怪しいので臨場感でほかの画像も。
ロバニエミの街中 温度計はー15℃
北極圏でもマリメッコありました。
驚いたのが、ホテルのトイレの便器がアラビア社だったこと!
確かに便器も陶器だもんなあ。
なんとも言えずかわいい子羊のティッシュ ランビ♡
世界最北のマクドナルド
フィンランドのマクドナルドは、
確か原材料が、輸入品ではなく自国のもの。
パテがちゃんとしてた(昔過ぎて記憶がうすい)。
二人で三千円くらいしました。こわ~!
しかも、運ぶ途中にイスにつまずいてポテトをばらまきました汗 こわ~!
ロバニエミのレストランでまさかの大物に遭遇
そして、このホテル サンタクロースでディナー中、
ある大物が来店しました!
それは、
ハリセンボンの春菜さんがそっくりでよく真似?してた、
当時のフィンランドの大統領、 タルヤ・ハロネンさん!!!
あの、「フィンランドのもと大統領じゃね~よ。」
の大統領です。
当時の日本の外務大臣であった、谷垣さんと共に現れ、
わたしたちのテーブルの横を通って
奥のVIP席へと入っていったのです!
当時はまだ春菜さんのネタで知られるより前。
旅行の予習でお顔を覚えていたのですぐに分かり、
その後、当時の谷垣さんのブログかなにかで、フィンランドを訪問していることを拝見して、ほんまもんじゃ!と、確信に至りました。
うぉぉ
いいもん?見たなあといいながら
こちらのホテルで食したのは
日本では天然記念物の雷鳥のスープと、トナカイと。
北欧では安定のうまさのサーモン。
なかなか日本では食べられないものと、見られないもの?を見てよい経験となりました。
・スウェーデン キルナのオーロラ
スウェーデン、キルナではホテル周辺からそのままオーロラ観測ができる、
ホテル リパンで2泊のオーロラチャンス。
コテージから、灯りのない場所まで歩いて通います。
1日目は見られず、
2日目にしてうっすらと見ることができました。
ここで見られたオーロラは、
テレビでよく見るように、カーテンが踊ってるみたいな感じで、
すごい速さでダンスしてました。
ピアノのの演奏をしているみたい。
感動。
でもすごく薄くて、こちらもすぐに雲に隠れてしまった。
ここでキルナの画像を少し。
ホテルからキルナの街まで歩いて買い出しに行った道中の
かわいい家たち。
街中のスーパーマーケットにて。
このKOBBSの紅茶、ピーチが今でも忘れられないくらい美味しく、
次行ったら絶対買いたい。 ↓
買い物の帰り道に
なんと持っていた地図を落とすという失態 泣
スマホなき時代は、
手袋で、地図を落とした感覚がなく、何度かこういう事態があった。
今回は、予備の地図を持っていなくて絶体絶命。
おまけに
吹雪いてきて一時は前が見えない状態に。
帰り道も分からず人もいない。
このままどうなるんやろか・・と途方に暮れていたところ、
脇道から現れた人を発見して、着いていったらおんなじホテルの人!
無事到着しました。
キルナに来たら、アイスホテル
キルナといえば、氷でできたホテル、アイスホテルがあります。
泊まるのは勇気がいりますが、
観光地として大人気。
中はチャペルがあったり、バーがあったり。
毎年、いろんなアーティストがデザインした部屋が作られ、
2011~2012年はこんな感じ。
寒さへの勇気もいるが、一晩中見つめられる勇気もいる部屋⇩
いろんなデザイナーさんの個性が溢れていて、
それぞれの部屋が面白い。
このとき、アイスホテルの前の道を挟んだ向かいのレストランでビュッフェ形式のランチをしました。
写真がなくて残念なのですが、
ここのミートボールが超絶美味しかったです。
確かトマトクリームソース。
人生一番かも。
もう一回食べたい。
・おまけ
ストックホルムのスーパーにも、ロバニエミのスーパーにあった、
かわいい子羊ティッシュ、Lambiがありました♡
隣国だと同じ商品があるんですね。
トイレットペーパーもかわいい。
スウェーデンのお札は、ニルスのふしぎな旅!
かわいすぎる~。
子供の頃、(再放送ということにしておく。そう思いたい。)見てました。
飛行機からオーロラを見る
飛行機からみたオーロラ1度目
さて、本題です。
オーロラ旅行にて
現地では2回、うすいオーロラが見られたわけですが、
実は、この一度目のフィンランドの道中、
初めてのヨーロッパ旅行の往路にして
初めてのオーロラを飛行機の上で見ていたのです。
それがこれ。⇩
まだ薄明るい空に、はじめは動く雲のような感じのものを見つけ、
もしかすると? と見ていると、
「あんな感じの雲が発展して、オーロラになる可能性があるんですよ」と、
CAさんが声をかけてくださいました。
しばらくするとそれは発光しはじめ、
オーロラとなり、いろんな形に変形して、広がっていきました。
圧巻の空の上のオーロラ。
初めての道中で見られ、
けっこう簡単に見えるんだ! と、思ってしまった。
飛行機からオーロラを見るための必需品
その後、
飛行機からオーロラが見られることに味をしめたわたしは、
ヨーロッパ旅行の際、
北の航路を飛ぶ航空会社のときはスタンバイ。
1・必ず北の窓側席を確保。
2・シベリアに近づくと窓に張り付く。
3・オーロラを見るための必需品を持っていく。
さて、3の必需品は何か。
ずばり、機内が明るくても灯りの影響を受けずに外を見られるお手製のシート。
黒の画用紙の真ん中に穴を開けただけのやつ。
これがあると、機内の明るさで窓が反射しても、
容易に外を観察することができます。
+毛布を被って強化することもあります。
さて、スタンバってみるものの、それ以来、
毎年惨敗。
あれはビギナーズラックだったのか...。と思いながらも挑戦をし続けます。
飛行機から見たオーロラ 2回目
事が動いたのは11年後の2017年1月の復路。
この年の旅行先は、ロシア~フィンランド~ノルウェーの
めちゃめちゃ北回り。
期待大です。
このとき、機内で夫とけんか。
わたしは少し不貞腐れ、
仲直り?に夫が、この年に流行った、映画 ”君の名は。”
を見ることを提案してきたので、それに乗りました。
・・・
2時間みっちり見終わり、怒りもどこへやら。
夫の作戦成功です。
そこで、ふいに外を見ると、
後方の地平線にまたがるかのように、
宇宙から見たオーロラのような、巨大オーロラが出ているではないかー!!!
なあにぃ~!!
しかももう遠い・・。
そしてどんどん遠ざかってる・・泣
まじかー泣
めちゃくちゃ油断してた・・・。
これは、映画に集中せず、外を見ていたらかなりのすごい景色が広がっていたかもしれない。
映画を提案した夫に再び怒りがこみあげ、
セルフサービスの缶ビールを両手に
ヤケ酒をしたのでした。
2回のオーロラはフィンランド航空
記事のために画像を見直していると、
この2006年、2017年のオーロラは、
ともにフィンエアー(フィンランド航空)からの撮影であることがわかりました。
さすが、最短ルート、北回りを誇るフィンエアー。
必ず北回りだから、見える確率も高い!
(現在は戦争のため、シベリア上空が飛行できず、北回りがなくなっています。)
2006年は、往路、
2017年は、復路で見られたので、往復でやはり気が抜けません。
衝撃!飛行機からのオーロラ、3回見ていた
そして引き続き
画像をチェックしていると、驚きの画像が出てきました。
わたしの記憶では、飛行機からのオーロラは、
2回
だったのですが、
なんと3回目のオーロラ画像が出てきました。
オーロラけんか事件の翌年の年末年始です。
2017~2018年
このときはオーロラの旅ではなく、普通のヨーロッパ旅行。
フランス アルザス地方~ドイツ バーデンバーデン〜スイス・クール〜ミラノのベルニナ急行旅行。
航空会社は KLM オランダ航空
往路にて。
KLMは、当時安くて便利なので、一番よく乗った航空会社。
そんな中で見ていたなんて、人の記憶はあてになりません。驚
KLM から見られたオーロラ⇩
うん、美しくて、棚から感動。
幻想的な画像にうっとりです。
このときのKLMのルートがこれ
かなりの北回りでした。
こんな感じで、北欧の航空会社でなくとも見られるので侮れません。
飛行機からのオーロラ活は
移動中のお楽しみが増えて、旅行の楽しさ倍増です。
そして、
オーロラ旅行4回挑戦で、現地では薄いオーロラ2回。
結局飛行機の上が確実なんでは??
という結論に達してのこの活ですが、
やっぱり地上でオーロラ爆発を見たい!のが夢。
飛行機上でも活動を続け、
円安が落ち着いたら物価の高い北欧オーロラ旅行を夢見て、
そのときを虎視眈々と待っているのである。