週刊YSD House 第11号: 息子が1歳になりました、デジタル一眼カメラの憂鬱、赤ちゃん寿司
息子が1歳になりました
この前息子がついに1歳の誕生日を迎えました。この時期はできることがどんどん増えてきて、日々子供の成長を実感しているところです。成長が嬉しい反面、乳児期特有のかわいさが失われる切なさも感じてしまうのは親のエゴですかね。
しかし、この一年は子供を育てる大変さも知りました。子供が生まれて1ヶ月は会社から育休をもらっていたのですが、頻繁に呼吸をしているか確認したりおむつを取り換えたりとか、ミルクを夜中も3時間おきに起きてつくったり哺乳瓶を滅菌消毒したりとかで想像以上に大変でした。世間一般の子供がいる家庭はみんなこんなに苦労をしていたのかと衝撃を受けました。
離乳食を食べられるようになると、自分たちの食事の他にも子供のために離乳食を作らなくてはならず、週一で2時間くらいかけて妻と作っていました(妻一人に任せきりにしていた時はもっと時間がかかっていたと思います)。離乳食も当然ながら自分では食べられないので、自分たちのご飯を後回しにして子供にあげたりもしなくてはなりませんでした。双子や三子の親の方の大変さは想像を絶します。
独り身の時の方が自分の時間を好きに使えるからいいと思っていたこともありましたが、時間がたくさんある分無駄にしていた時間もありました。今は自由な時間が少なくなった分その時間を有効活用する意識も芽生えました。育児は大変だけど、子供の笑顔や寝顔を見るととても幸せな気持ちになれるので頑張ることができます。世間の親の人も同じだと思います。
これからも大変なことがたくさん起きることでしょうが、それをどう乗り越えるかが親の手腕の見せ所だと思っているので、夫婦で試行錯誤していきたいと思います。
デジタル一眼カメラの憂鬱
子供の1歳の誕生日パーティを開いて、近くに住んでいる妻の両親や義姉家族四人もお祝いにきてくれました。せっかく大勢集まるから記念写真をプロに撮ってもらいたいという妻の要望で、妻の友人のカメラマンに我が家まで来てもらって、デジタル一眼カメラで記念写真を撮ってもらいました。
ちなみに、僕は写真を撮るのはスマホのカメラで十分だと思っています。僕が2年前に購入したpixel6proの画像のクオリティが非常に高く、充分に満足のいくものだからです。大勢の人は、私と同じ気持ちではないでしょうか。一昔前まではデジタル一眼カメラを持っている人がそこらじゅうにいましたが、今はあまり見なくなった気がします。僕も10年ほど前に購入した一眼レフカメラを全く使っていなかったので、メルカリで売ってしまいました。
それでも、誕生日の数日後に送られてきた写真がなかなかよかったので、やはりプロに頼んでよかったです。
プロの写真が優れている理由は大きく分けて、カメラの性能と技術の高さにあります。
まず、プロのカメラマンはデジタル一眼カメラを使用します。デジタル一眼カメラは、一眼レフカメラやミラーレスカメラの総称で、スマホに比べて大きなイメージセンサーを持っています。イメージセンサーは目の網膜的な働きを持ち、レンズから入ってきた光を受光面に結像させ、電気信号に変換する役割を持ちます。写真の画質は、解像度(ピクセル数)、ダイナミックレンジ(最も明るい部分と最も暗い部分の範囲)、階調(色の数)、ノイズ(不要なピクセル)、シャープネス(エッジの鮮明さ)などの複合的な要素により決まりますが、イメージセンサーが大きいほうがより光を取り込みやすくなるため、画質がアップして写真が綺麗に見えるのです。
しかし、イメージセンサーが大きくなればなるほど、高価になり、消費電力も大きくなり、物理的なサイズも大きくなるため、低消費電力かつ携帯性が求められるスマホやタブレットでは、端末に収容できるイメージセンサーの大きさに限界があります。
デジタル一眼カメラはスマホやタブレットと比べて、携帯性を犠牲にする代わりに大きなイメージセンサーとその性能を発揮するための高性能なレンズが装備されているため、画質のいい写真を撮る事が出来ます。
もう一つは、カメラマンの技術の高さです。プロのカメラマンは撮影環境や光の加減にこだわり、構図(画面のバランス)とアングル(視点の高低)を見極め、カメラ設定(絞り、シャッタースピード、ISO感度)とレンズ(広角、標準、望遠)を選択し、撮影した写真を編集します。実に様々なポイントを考慮して、クオリティの高い写真を提供しているのです。
一方で私たちがスマホのカメラで撮影するとき、上記のようなポイントはほとんど考慮していませんが、ある程度クオリティの高いものが撮影できます。最近のスマホは超広角、広角、望遠と、カメラが3つもついてたりしますが、それぞれのカメラが撮影時に同時に働き、それぞれの画像データを合成することで画質の高い写真を生み出しているのです。
以上の理由から、やはりプロのカメラマンの写真にはまだまだ敵わないと思いましたが、スマホ側も改善の余地はあると思いました。
写っている撮影環境や構図を認識して適切な構図やアングルに導いてくれたり、シャッターを切るタイミングで年齢層に応じた掛け声を画面に表示してくれたり、撮りたいニュアンスの写真を与えればそれに近いようなフィルターをかけてくれたり、などができるカメラアプリがあればもっと面白くなると思います。
赤ちゃん寿司
1歳の誕生日は寿司の出前を頼みました。暑い日だったので、第8号で紹介した冷や汁を提供したらみんなに好評でした。やはり冷や汁は夏の一品におすすめです。
妻は息子にもお寿司をつくりたいと、わざわざ寿司下駄まで買って、赤ちゃん用の寿司を器用に握っていました。もちろん魚介類を生で食べるには早すぎるので、ネタはサーモンに見立てたトマトやイカに見立てた大根です。みんなが楽しめたパーティーになって良かったです。
※卵はアレルギー症性が出る可能性もあるので注意してください。
あとがき
いつの間にか8月に突入し、気づいたらこのブログも2桁号数に到達していました。初めは続くかどうかわかりませんでしたが何とか毎週続いています。人に見てもらうものを書こうとすると、情報の整理や自分の考えをまとめるのが意外と難しいです。まだまだ拙い文章ですが、なんか固い文章になってしまっているので、面白い文章を目指して第100号まで続けていきたいです。ではまた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?