卒業・旅立ちソング3選
3月も中旬となり、全国的に卒業のシーズンとなりました。
この別れのシーズン、色々な場面で卒業や旅立ちをテーマにした楽曲を聴くことが増えてきます。
そこで今回は私が卒業のシーズンに子どもたちや新たな一歩を踏み出す方へ是非聴いてほしい楽曲を紹介します。
ムービーの挿入歌などにおすすめです。
単純に、名曲と呼ばれるものや何度も使われるものもありますが、やはりこの選曲に教育観のようなものが表れると思い、そのあたりも交えて紹介します。
かりゆし58「オワリはじまり」
まず、卒業に際して子どもたちに伝えたいメッセージとして「卒業は終わりではなく、次への始まり」という思いがあります。
数年前6年生を担任したときは、学級通信のタイトルを『はじまり』としたこともあります。
その時は、BLUE ENCOUNTの「はじまり」を意識しながら、卒業式の日に学級通信最終号を配布し、思いを伝えました。
話を戻して、この「オワリはじまり」は、歌詞からダイレクトにメッセージが伝わってきます。
個人的に好きなのが出だしの
の部分です。
今日という一日をイメージしながらも、それまでの学校生活全体を想像するような、素敵な歌詞です。
また、担任として、そういった日々を子ども達が過ごすことができたのだろうかと振り返る必要もあります。
GReeeeN「蕾」
次は、GReeeeNの「蕾」です。
もともとこの曲は『東日本大震災10年プロジェクト』のテーマソングです。
私はこの曲を聴いたとき、自然と涙が溢れました。
この曲は、曲が生まれた背景や、GReeeeNの皆さんの活動とともに伝えることが必要だと思います。
毎年この時期になると、卒業や旅立ちとは別に、「当たり前の毎日を送ることができる幸せ」をかみしめます。
今年の卒業生も、東日本大震災のことは何も記憶にないのかもしれません。
もはや、小学生にとっては歴史上の出来事のように感じてしまうこともあるでしょう。
しかし私たち大人は、機会がある限り伝えていかなければならないと思います。
RADWIMPS「正解」
最後に紹介するのはRADWIMPSの「正解」です。
私は、この曲をNHKの18FES(18祭)で知りました。
(NHKのこの18祭は名曲の宝庫ですが、それはまた次の機会に・・・)
正直、この曲は小学生には難しく、中学生や高校生の卒業のほうがしっくりとくると思います。
ですが、歌詞にあるとおり
我々教員に向けても、何かを訴えているような歌詞が胸に刺さります。
答えのある問いばかり教えてきたのかなぁ、と・・・
そういう教育からも卒業しなければと、この曲を聴くと考えてしまいます。
さて、今回は私の主観で3曲選びましたが、皆さんはどうでしょうか?
心に残っている歌やエピソードなどあれば、コメントで教えていただけると大変ありがたいです。
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