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子どもの言語習得は未知数で神秘的な世界
私の息子はだいたい2歳9ヶ月です。
発語や歩き始めはやや遅く、体格も小さめです。
ゆっくりですが着実に成長する様子は本当に愛おしいです。
今は夏休みなので、一緒にいる時間が長く本当に幸せです。
そんな息子ですが、今年の4月から保育園に通い出し、一気に話せるようになった言葉が増えました。
友達のことや遊びのこと、歌なんかもどんどん覚えていくのは本当にびっくりでした。
そんな中、今息子がはまっているモノが3つあります。
乗り物
働く乗り物が大好きです。
パトカー、救急車、ポンプ車、はしご車(この2つをちゃんと使い分けている)、ブルドーザー、クレーン車等々。
1年生の担任をしていると、「じどう車くらべ」でどうして1年生はこんなに車に詳しいのか?と思うことが多々ありますが、分かりました。
この時期に恐ろしいインプットをしているからなのだと。
ブルドーザーとホイールローダーは何が違うのか、今となっては私もよく分かります。全然違います。
そして最近乗り物好きがレベルアップしました。
乗用車の名前まで覚え始めました。
シエンタ、フリード、ヴォクシー、ノア、ステップワゴン・・・
びっくりするのは、ノアとヴォクシーの見分けを高確率でしていることです。
おそらくフロントのマークか英語の形を見ているんだと思います。
この間、フリードとNboxを見て「同じね~」と言っていました。
??と思っていましたが、指の先を見て納得しました。
Hondaの「H」のマークが同じだというのでした。
おそらく、マーク→車の大きさ→よくある色というアルゴリズムで車種を判断しているのではないかと思います。
昆虫
あるあるその2です。
昆虫も大好きです。
厳密には「カブトムシ・クワガタ」なのかもしれませんが、こちらも着々と語彙を増やしています。
「昆虫展で何を見たい?」
と聞くと
「ヘラクレスリッキー」
と返ってきました。
「ヘラクレスオオカブト」か「ニジイロクワガタ」を予想していたのに、その上をいく回答でした。
恐竜
最後は恐竜です。
これは比較的最近の流行です。
また、名前が長いのでなかなか正しく言うことができません。
現状では「ティラノサウルス」「ステゴサウルス」「ブラキオサウルス」ぐらいが限界です。
認識している中で一番好きなのは「トリケラトプス」なのでしょうが、まだ言えないのでごまかしています・・・
しかし、パラサウロロフスやプテラノドンなど特徴のある恐竜の認識は進んでいるみたいで、近々話すようになる気がします。
モノの名前を覚える瞬間
私は、今息子を通して人間がコトバを習得している様子を目の当たりにしています。
日々、息子の目線の先にあるモノやその時の思考回路に頭を寄せて考えています。
しかし、それでもコトバの習得のあまりの早さやその覚え方に驚かされっぱなしです。
そして、当たり前ですが興味をもっているものに関してはとんでもないスピードで大人よりも詳しくなっていきます。
目の付け所も違うのでしょう。
また、こうやって言語の習得のときに一緒にいることがどんな影響があるのかもとても関心があります。
私は、車と恐竜は好きですが昆虫はそうでもありません。
しかし、息子はこの3つに関しては同じように興味をもち、図鑑や実物から知識を吸収しているようです。
この未知数で神秘的な世界を現在進行形で一緒に味わうことができて、本当に幸せです。
教員という仕事の良いところとして、夏休みの働き方に自由がきくという面があります。
今年は特に子どもとの時間をしっかりと取ることができました。
まさに今は教員採用試験の二次試験の時期と思いますが、個人的には「教員っていいぞ」の思いは年々強くなっています。
是非、恐れずに乗り込んできて欲しいと思っています。
最後話が逸れましたが、私がnoteの記事を書く理由の一つが教員の魅力を伝えることなので、ご容赦願います。