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ある歌詞が胸に刺さって人生観まで変わった話【BLUE ENCOUNT 「city」】
今日は、教育とは少し関係のない話題で記事にしてみます。
全く関係ないわけではないのですが、切り口としては全く無関係です。
皆さんは、好きなアーティストはいますか?
私は、世代的にもGLAYやラルクの全盛期がちょうど中学生ぐらいで、家でMD(死語)で聞いたり、友達とカラオケに行って歌ったりしていました。
その後もいわゆるJーロックというジャンルが好きで色々な音楽を聴いていました。
社会人になりたての頃、ちょうどWANIMAや[Alexandros](当時はchampagne)、ONE OK ROCKなどが世に出始めようとしていた時期にスキだったのがBLUE ENCOUNTです。
そんな彼らが2017年1月11日に発売したアルバムが「THE END」です。
このアルバム、1曲目が「THE END」で最後の13曲目が「はじまり」というタイトルなのも、なんか、こう・・・分かりやすくて私は好きです。
ちなみに「はじまり」は高校サッカー冬の選手権のテーマソングにもなっていて、私はとても大好きな曲です。
その年もった6年生の学年通信のタイトルも「はじまり」にした記憶があります。
さて、本題に戻します。
このアルバムの11曲目が今回紹介する「city」です。
曲の前半は、作曲者でVocalの田邊さんが、学生時代にELLEGARDENのCDに衝撃を受けて、バンドを組み、親や先生、友達から「あきらめろ」と言わる苦悩を中心に曲が進みます。
気づいたら居場所がなかった
ただ未来を見つけただけなのに
夢なんか出会わなきゃよかったのかな?
教師をしている自分としては、胸をしめつけられる状況です。
しかし、”無責任に頑張れ”というのも違う気がして、とてももどかしいです。
「いっそ死んでしまえたら」
飛び降りようとしたメトロのホーム
白線の内側に立ったときやっとわかったんだ
「居場所なんてどこにもない
ならば俺らが居場所になればいい」
その瞬間、初めて生まれた意味わかった気がしたんだよ
~中略~
この間に入っている英語の歌詞もスキですが、今は割愛します。
そして最後に
必死で居場所を作っていきます
いや、居場所なんてちっちぇな
俺はあなたにとっての「街」になってみせる
当時の私は、バンドマンとしての決意宣言として受け取ると同時に、この考え方に深く共感しました。
よく、俺には居場所がない・・・
とくよくよと落ち込むことが多かった自分に、誰かにとっての居場所になればいいという言葉は、考え方を根底から変えてくれました。
他責の考え方から自責の考え方に
人に委ねていた人生から自分の人生に
大きく変わったような気がしました。
また、教員として誰かの居場所となれるような人になりたいという思いももちました。
それは、子どもかもしれませんし同僚かもしれません。
更に、単なる居場所ではなく「街」ということは、
ただいるだけではなく、そこに人が集うようなそんな人物にならなくては・・・
どんどんハードルが上がりますが、少しでもそんな人に近づけるようこれからも頑張りたいと思っています。
単純に、好きな曲はたくさんあります。
しかし、初任校でくすぶっていた(すさんでいた)自分と、まだまだ売り出し中の彼らの境遇とが重なって、心に響いたのだろうと思います。
どうしてこの記事を書こうと思ったかというと、当時の自分と同じような、少し人生に後ろ向きになっている人に少しでも届いたらいいなという気持ちで書きました。
また、高校サッカーを見ると、毎年「はじまり」を思い出すというのもあります。
皆さんにもこういった歌や歌詞があると思います。
少しでも共感していただけたら「スキ」や「コメント」をしてくださると大変うれしいです。
お読みいただき、ありがとうございました。