市内でcanva勉強会を開いてみた
私はとある地方の公立小学校の先生です。
先日、自分の勤めている自治体内に案内を出し、canvaの勉強会を実施しました。
今回は、その時の記録を「感情」とともに記しておきたいと思い、こうして記事にしています。
先に結論だけ述べておくと、生まれてきた感情は「ドキドキ」と「モヤモヤ」です。
勉強会の中身
まず、参加人数は私を含めて12名でした。
市内の小学校の視聴覚室を借りて実施したので、こじんまりとした会になりました。
参加者の皆さんも、私が勤務校から誘ったバリバリcanvaを使っている若手を含めて使ったことがある人が半分。知ってはいるけど・・・という人が約半分といった感じでした。
また、個人的には一番驚き嬉しかったのが、その中の参加者に事務室の先生方が複数人いたことです。
どちらの方も知り合いなのですが、「輪を広げる」と考えた時に、学校に関わる様々な人が使っていくことが本当に大切だと思います。
肝心の中身ですが、初心者の方もいたので最初は私がcanvaでできることをおおまかに紹介しました。
メッセージカード作り
まずは、初めての先生方にログインをしてもらいました。
そして私の準備していたメッセージカードに共有をかけ、一斉にカード作りを行いました。
子どもたちに送付するデジタル年賀状を作っている先生やクリスマスカードを作っている先生など色々なカードが出来上がりました。
(前の大画面でグリッドで表示)
また、そのダウンロード方法についても実際にやってもらいながら進めました。
私の自治体ではロイロノートが導入されているので、そこでの出力の仕方までをひとパッケージで実施しました。
canvaについてのQ&A
先ほどのメッセージカード作りの時に参加された先生方は、近くの方と話しながら素材やテンプレ、文字のエフェクトなど色々とさわりながら作成していました。
そこで、参加者が少ないこともあり、Q&Aを行いました。
以下、先生方からの質問と返答です。
・canvaで子どもたちと動画(CM)を作りたいがどうしたら良いか。
→本校若手の体育委員会の「体力向上チャンネル」を紹介
・写真などはどうやって取り込むのか
→アップロードの方法を実演
・印刷の仕方はどうするのか
→自治体ルールでの印刷方法をお知らせ
(PDF化して印刷)
私の思いを伝える
私はこの会が「第一回」だと思っているので、引き続き先生方が各校でcanvaを使って子どもたちと楽しく学んだり、先生方の楽しい化学反応が生まれたりしたことを共有したい、という思いを伝えました。
また、初めは授業で使うよりも校務や授業準備で使い、それを転用していく方が良いのではという私なりの感覚を伝えました。
なんとなく「無機質」な学校が少しでもcanvaの力を借りてキラキラしたものになればと思っています。
ドキドキとモヤモヤの正体
まず、ドキドキについてです。
私は勤務校ではない学校で人前で話すことに慣れていません。
今回は、知っている方も多くとてもアットホームな感じでしたが、やはりドキドキしました。
また、自分の今までやってきたことをこうやって伝えていくことって単純にワクワクしました。
市内で授業をしたり、部会の代表として話すのとはまた違う新鮮な感情でした。
反対にモヤモヤについては、参加者の人数です。
正直、もっと大勢で実施したかったというのが本音です。
私自身の力不足を痛感しました。
というか、あらためて時間をおいて考えると当たり前です。
どこの誰かもわからない人が主催する勉強会など普通は参加をしません。
ましてやこの忙しい時期に・・・
今回参加された方々は、それでも来てくださったので本当にありがたい限りです。
しかし、それに甘えず、次回は私自身もっと声をかけたり、知り合いの先生方からの巻き込みをお願いしたりして更なる学びの場をつくっていきたいと思っています。