公務員保育士の【転職活動】
前回のnoteから随分と時間が開いてしまいました。
この数ヶ月の間に
保育園は年度末〜新年度の繁忙期を迎え、
私自身は転職活動に挑戦していました。
結論から言うと
転職はせず、クラスを持ち上がり、
同じ園でクラス担任として働いています。
細かく言えば
「今」転職をすることは辞めました。
保育士の転職活動
転職を考えたきっかけ
私が転職を考えた理由は
①現在の組織への希望のなさ
②新しいことをやってみたい気持ち
の2つが大きかったです。
それから、
*保育士として違う仕事はあるのか
*全く違う業種もやってみたいな
*保育士 × ○○ の一般企業に興味アリという漠然とした気持ちから
・一般企業のエージェントサービス
・保育専門の転職サイト に登録しました
保育所はやはり人手を求めているところが多く、
たくさんの募集があり
「こちらが働く気持ちを見せれば、すぐに雇ってもらえそう」といった感触。
ただ、
今よりも良い待遇は難しい
あるいは、
「こんなうまい話、絶対裏があるに決まってる」とどこか、期待感を持てないところが多く
今回は保育所や幼稚園への転職は早々に選択肢から抜けていきました。
元保育士の市場価値
転職エージェントさんとのオンライン面談。
これまでに綴ったことを話すと
・保育士から別業種への転職は難しい
・理由はアピールできる「実績」「経験」がないから
・自分のやりたいことが叶う企業に入るために、2〜3年「一般企業で働いた」という経歴を作りましょう
とのこと。
ただ、まずは自分のやりたいことが何かを知りたいという旨を伝え
・興味のありそうな企業→ゆくゆく勤めたいな
・未経験でも転職できそうな企業→実績を作る
どちらも紹介してもらうこととなった。
エージェントを通して日々企業を紹介してもらい、自分なりにその企業を調べ、実際に働くイメージが持てたところに応募
という【作業】を繰り返す日々。
・福祉サービスの第三者評価を行う企業
・保育のICT化を進める企業(IT企業)
に魅力を感じていました。
もちろん併せてあまり興味のない
実績を作れる企業にも応募しました。
そして
書類選考を通過するものは一つもありませんでした。
正直な気持ち
これまでやっていたことが
未経験のレッテルを貼られてしまう。
これが悲しい現実だと思います。
同じ経歴でももっと上手に表現ができたら
違っていたのかも知れませんが
市場価値という観点から見ると、
「たかが保育士」と言われているように感じました。
これから
私の短い第一次転職期間の幕は降りたのですが
とても前向きに、自分を見つめることができました。
①結局、保育・子ども・親子支援に携わっていたい。
→そのためには現場で学ぶことがまだまだある!
もっと保育を楽しみたい!
②自分の家族、自分のプライベートに時間を使いたい。
→今の職場で自分が工夫できることがある。
休暇、手当は今の職場の魅力に思う。
やりたいことを探しながら働く。
社会を知ろうとする。
これが今の答えです。
ゆくゆくは、
もっと勉強したいと思うかも。
全然違う仕事にチャレンジするのかも。
家族にとってのベスト が変わるかも。
同じように転職を考えられている保育者の方、
応援しています。
「どこからが転職活動?」と問われると難しいですが、考えることや調べることは間違いなく自分の糧になるのだなぁと思っています。
ちなみに
園長、副園長には
今年度いっぱいで辞めたい旨を伝えていました。
私の話をじっくり聞いてくださり
不満や要望に向き合ってくださったことも
もうちょっとここで頑張ろうと思えた
ひとつの理由です。
表現の仕方は大切ですが
何事も言わなきゃ伝わらない、のだなと
感じました。