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2024年国際女性デーにあたり、女性マネージャーの活躍について思う

数年前、社内D&I(今はDEI)の仕事をしていたころには、国際女性デーは一大イベントで、Global主導で社内SNSキャンペーンなどを実施していました。ビデオで自分のコミットメントを共有し、次の人を指名するというものですが、特に初年度は非常に多くの人に参加していただき、Awarenessの向上にもつながったかなと思います。

そして、数年後。
社内のキャンペーンも落ち着いたものになって、そうかこの季節か・・・と思っていましたが、国際女性デーに関連する社外のセミナーには個人的に参加させていただき、学び・気づきがありました。

ここ10年ほどで、世の中の流れも多少変わり、女性の管理職なども増えて夫婦での家事育児負担も進んできたのかなと思ったりしていたのですが、必ずしもそうではないという事。
優秀な女性にを管理職に引き上げようとすると、「順番待ち」をしていた男性陣から恨みが出るという話。役職定年にものすごく抵抗を示す方々の話などなど。

色々お話を聞くと、当社の環境は比較的恵まれているような気がしました。

当社の場合、管理職(Line manager)は自分・およびチームとしての仕事の成果を上げることとチームの人材育成をすることを求められるため結構大変で、役職定年の方たちは少し寂しい思いもありそうですが、「肩の荷がおりた」という感じの方が多く、裏方として後進の育成を見守ってくれています。
また、数年前からManagerで役職定年になる世代の方たちが増えてきた事もあり「まだ早いかもしれないけど・・・でもやってみなさい」的な人事も増えています。もちろんここには男性・女性に特に差はなく、女性がマネージャーに就く事が普通の事になってきていると思います。

一方、自社の他国の様子を見ると、特に私の所属するFinanceでは最近若手の女性マネージャーの活躍が顕著です。会議などで一緒になっても、発言内容もしっかりしているし、Career aspirationもしっかりしていそうで、Country Finance Headへの抜擢も増えており、日本が抜かされているかな・・・などと思う事もありました。

そういえば、昨年の国際女性デーには、アジアのある国から社内の営業チームのマネージャーと国内の大手のお客様から女性のシニアマネージャーのゲストをおよびした女性社員向けの社内イベント(若手女性社員には別途研修も実施)が開催され、私も参加しました。国も環境も違う人の話を聞いて参考になるのかな?と参加前には思っていたのですが、実はものすごい苦労人ながら、努力を重ねて評価され、キラキラ輝いて自信を持って仕事をしている・今後の夢も持っている彼女には私も元気をもらい、一生懸命話を聞く女性社員の皆さんの背中を感慨深く見守らせてもらった記憶があります。その後の立食パーティではチャーミングな普通の女性だった彼女は、日本の社長など他国のManagementもいる前でしっかりProfessionalなプレゼンをされ立派でした。

やはり、色々な所で刺激を受ける事が一番、なので、ぜひ若手の女性の皆さんにはそのような機会を持ってもらいたいです。

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