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体力をつける体力がない

社会人になってからというともの、自分の体力のなさに愕然とする。元々はかなりの体力おばけだったはずなんだけど。

現在30代前半の私は、おそらく20代半ばで体力を使い果たしてしまった。

学生時代は運動すればするほど疲れにくい身体を手に入れられていたのに、ここ数年は運動に勤しむと、もうそれ以外のことに回す体力が残らない。

体力をつけたくて運動したのに、その体力をつけるための運動で全ての体力を使い果たす。その後は猛烈な睡魔に襲われて、ほとんど無意識でベッドにイン。あまりにも本末転倒。世間的に見ればまだまだ若い年齢のはずなのに情けなくなる・・・。

こんな脆弱人間になってしまった原因は、絶対に学生時代のムダな徹夜だと信じて疑わない。

高校時代は睡眠そっちのけで受験勉強に励み、大学では受験のストレスからやっと離れられた解放感で夜遊びに勤しんだ。

そして、厨二病を拗らせ「寝てない自分かっこいい」と本気で思っていたし、人はどのくらい寝ないで過ごせるのかムダ以外のなにものでもない実験をしたりもした(11日目に気が狂って無事に実験は終了)。

社会人になってからも職業柄、昼夜逆転生活を強いられることもあったけど、通常人が働いていない時間帯に労働している状況にハイになったり、ノリが良いわけでもないのに明け方まで飲み会に参加→そのまま出勤なんて無茶な働き方をした。

学生時代から睡眠不足ゆえに身体がしんどくてどうにもならない時は、栄養ドリンクに頼って将来使うはずだった体力を前借りしまくった。

完全に当時のツケが今回ってきている。無限かと思われた体力はあっという間に枯渇し、20代後半にはすでに身体が言うことを聞かなくなった。

巷でよく聞く体力をつける方法を片っ端から試してみても何一つ効果がない。常に眠くて怠い。

高校の部活や大学時代に在籍した学部のイメージから、面接では「じゃあ体力あるんですね?」という質問を耳にタコができそうなくらいされてきた。元気良く「はい!」なんて返事するけど、全然ない。むしろその質問をしてきた面接官よりもない自信がある。

それでも最近は疲労感とか日中の眠気が少しマシになってきたような気がするけど、週明けから始まるフルタイムでの仕事に耐えうるレベルでは全くない。

現に今週は突然、原因不明の胃腸炎に苛まれた。まだ全快ではないからベッドに引きこもっていて、復職に向けてやらないといけないことにほとんど手をつけられていない。

幸先が悪すぎて、入社直後に体調不良に見舞われた前職でのトラウマがよみがえる・・・。

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