おひめさまは、ねこをなでるのが好き 触ると、 あたたかくて ふわっとしてて なでると おしかえされるようなモキュって感じがたまらない。
ねこは、夢を見ていた。 追いかけても追いかけても、距離が縮まらない。 あと、すこし。 あと、すこし。 つかまえ・・・・られない。 ハッと目覚めたら、そこには、女の子の顔があった。
ねこは、思っていました。 体が痛いと。 でも、それが寝ているの原因だとは分かりませんでした。 ときおり、誰かがからだを、さわつているのは気づいていました。 その手は、温かく気持ちがいいです。 でも、それが誰なのかと関心はありませんでした
あるところに、おひめさまがいました。 おひめさまは、一匹のねこを飼っていました。 そのねこは、ずーとねていました。 昼も、夜も、ずーと。 だから、おひめさまは猫のこと大好きだけど、それは、猫には伝わりませんでした。
