梅雨・・・どれだけ嫌だと言ったって あるものはしょうがない 梅雨の楽しみを探す【KOZUKA 513 shop paper vol62 2024/06】
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梅雨の季節になると 「梅雨のないところに住みたい」と
毎年けっこう本気で思う
野菜のストックや作り置きした食べ物が早くいたみだすし
浴室や食器棚 衣類には うっかりするとカビがはびこる
衛生管理にとても気を遣う
窓を開け放したとしても 爽やかとは縁遠く
えって湿気が入ってきそうで怖い
結局 エアコンの除湿のお世話になるしかない
梅雨寒などと言って 初夏にもかかわらず肌寒いときがあるのも
ちょっと困る
梅雨明けが心底待ち遠しい
北海道には梅雨がない 日本では北海道と小笠原諸島には梅雨はないそうだ
北海道に暮らした経験があるけれど そう言われれば
北海道の6月は爽やかだったかも 5月頃までは肌寒さが残るけど
6月ともなると本当に爽やかな初夏だったような
なんだか今年は春の陽気の日も初夏らしい爽やかな日も
少なかったような気がするので それで梅雨入りと言われると気が滅入って
北海道で暮らす人たちがうらやましくなる
梅雨が嫌だ と言ってばかりもいられないので梅雨時期のよさも探してみる
例年に比べちょっと不作なような気もするけど
今年も梅の実は実り シロップにする
赤シソのジュースとともに お店ではなかなか人気のある自家製ジュース
4・5月に田植えをした田んぼ 今年は梅雨入り前にもたくさんの雨が降り
満々と水をたたえた田んぼでは 稲がすくすくと伸びている 豊作の予感?
新月や曇り空で風がなく 空気が湿気を帯びていれば
ホタルが辺りを飛び交う6月
今年も畑に植えた野菜たちも 慈雨を受けてすくすくと育つことだろう
やがて来る爽やかな夏を楽しみに
晴れた日には思い切り洗濯をして梅雨明けを待つのだ
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ジビエを味わう
シカの肉をいただいた さっそく塩胡椒をして
焼いて食べてみる 癖がなく脂も少なく美味しい
けっこうな量の塊肉を赤ワイン煮込みにした
牛とも豚とも違う 筋繊維がほどける感じの新食感
せっかく南房総にいるのだから
イノシシもシカもジビエを楽しみたいと思うのだ
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CREA WEBに掲載
『雨でも心の赴くままに、健やかにエーグル「ミリカ」でゆく山本奈衣瑠の鴨川散歩』
濃溝の滝(亀岩の洞窟:君津市)をスタート
鴨川市の 前原・横渚海岸 みんなみの里
大山千枚田を訪れて 旅の最後に
カフェで一休み という記事
店の様子やスイーツを奇麗に撮っていただいた
https://crea.bunshun.jp/articles/-/48499
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ごくたまに、お店の取材やお店を撮影現場にするオファーが来る。
とてもありがたいことです
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KOZUKA 513 5周年
2019年に開店したKOZUKA 513は この6月で5周年
開業してすぐの3か月後 2度の大型台風に襲われ
建物は無事だったものの長い長い停電に休業を余儀なくされ
翌年からはコロナ禍 紆余曲折を経て5年
なんとか続けて来られた…と ときおり感慨にふける
これからの1年もまた頑張っていきたい
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