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【パスワード】どうすれば強度の高いパスワードになるのか?

こんにちは。くりかつです。
今日はパスワードを作るときどうすれば強度の高いものになるのかを考えたいと思います。

お忙しい方のためにまずは結論です。
■結論
・パスワードではなく、パスフレーズにしよう!
こまごました内容は以下に記載しますが、最近ではパスワードではなくパスフレーズという言葉が出てきています。
解析されやすいような 1単語ではなく複数組み合わせたフレーズで作成してみてください。

例:
「1998年から始めているテニスが好き」→ YumiLoveTennis!1998
「私は1998年に富士山に登った!」 → W@1998年FujiMountain!
「赤い自転車で毎朝5km走る」 → AkaBike5km!Asa
「春の桜が美しい」 → Sakura!Spring2024

■パスワードが強固になる7個の条件です。

1. 長さは12文字以上

パスワードは、できるだけ長い方が安全です。最低でも12文字以上の長さが推奨されていますが、可能であればさらに長いパスワードを設定しましょう。長さが増えるほど、総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)でパスワードが破られるリスクが低くなります。

2. 大文字、小文字、数字、記号を組み合わせる

パスワードには、以下の4種類の文字をバランスよく含めることが推奨されます。

  • 大文字(例: A, B, C)

  • 小文字(例: a, b, c)

  • 数字(例: 1, 2, 3)

  • 記号(例: @, #, $, %)

これにより、パスワードの組み合わせが複雑になり、解読されにくくなります。例えば、「P@ssw0rd!2024」のように各種類を含めると強力です。

3. 個人情報を避ける

名前、誕生日、電話番号、住所などの個人情報をパスワードに使用しないようにしましょう。これらの情報は簡単に推測できる可能性があるため、攻撃者にとっては狙いやすいパスワードとなります。

4. よく使われるパスワードを避ける

「123456」、「password」、「qwerty」など、よく使われるパスワードは避けるべきです。これらはハッカーにとって最初に試される典型的なパスワードです。

5. 辞書に載っている単語を避ける

「apple」「computer」など、辞書に載っている一般的な単語は、辞書攻撃という手法で簡単に破られる可能性があります。辞書に載っていないランダムな文字列や意味のない文字の組み合わせを使用する方が安全です。

6. パスワードを定期的に変更する

重要なアカウントのパスワードは、定期的に変更する習慣を持つと良いです。もし以前に使用していたパスワードが流出していた場合でも、変更することでリスクを軽減できます。

7. 異なるアカウントで同じパスワードを使わない

複数のアカウントで同じパスワードを使い回すのは危険です。1つのサービスでパスワードが流出すると、他のサービスも簡単に攻撃される可能性があります。すべてのアカウントに異なるパスワードを使用することが理想的です。

■その他パスワードを強固にする方法

・パスワードマネージャーを利用する

複雑で長いパスワードを多数管理するのは難しいので、パスワードマネージャーを使うと便利です。パスワードマネージャーは、強力なパスワードを自動生成し、さらに安全に保存しておけるツールです。これにより、複数のアカウントに異なる強力なパスワードを使用するのが容易になります。

・二要素認証(2FA)の併用

パスワードに加えて、二要素認証(2FA)を有効にすることで、セキュリティが格段に強化されます。2FAでは、パスワードに加えて、スマートフォンのアプリやSMSで受信するコードなど、もう1つの要素を要求されるため、たとえパスワードが盗まれても、攻撃者がアカウントにアクセスするのは難しくなります。

■まとめ

本日は強固なパスワードについて考えてみました。

覚えやすく、かつ強力なパスワードの作り方

強力なパスワードを作る上で難しいのは、覚えやすさとのバランスです。覚えやすくするためには、ランダムな単語の組み合わせ(パスフレーズ)を使うと効果的です。例えば、「YumiLoveTennis!1998」などのように、関連性のある言葉をつなげ、記号や数字を加えることで覚えやすく、強力なパスワードが作れます。

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