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過去の自分は、なりたくない自分。

ずっと、他人軸で生きていたわたし。

他人軸と自分軸、
そんな言葉を聞くようになったのは、
いつからだろう。

子どもが生まれてからだっただろうか。

わたしはずっと、人からどう思われるかを
気にしながら生きてきた。
もう、完全に他人軸で生きていた。

相手に不快な思いをさせないように、
というよりは、
相手に馬鹿にされないように。

自分を守ってきたのだと思う。

失敗をおそれていたのも馬鹿にされないように
が強かったのかなと、今になって思う。

大して努力もしないのに、
人並み以上でいたいなんて、
自分をなんだと思っていたんだろう。

人に馬鹿にされたくないから
強がって人を見下していた時期もあった。
強がっているだけなので、
残念ながら中身はなにもない。

親は「できる自分」が好きなんだと思い込み、
勉強ができないと価値がない、
頭が悪いと価値がない、
これを知っていないと…
と、他人軸で自分の価値を判断していた。

でもその強がりのおかげで、
上昇志向が身についたし、
高校受験で第一志望は落ちたものの、
楽しい学生生活を送れた。

この学校も、塾の先生に言われて
なんとなく受験しただけという
自分の意思はまるでないものだった。

今こうやって、
ありのままの自分でいいんだよ
と、伝えたいのも、
この経験や過去があったからこそ。

昔から、バカなのにポジティブな子とか
妙に前向きな子によくイライラしていた。

それは、どこかで
「自分もそうでありたかった」
という心の声だったのだと思う。

頭がいいとか悪いとか、
あってるとか間違ってるとか
そういうことではなくて、
すごく単純なこと。

自分を認めていて人生楽しんでいる。

ただ、それだけ。

過去のイヤなヤツのわたしも、
全部いまの自分につながっているから
おもしろい。

わたしは、変わったのかもしれないけど、
変わっていないのかもしれない。

変わっていても、
変わっていなくても、
わたしはわたし。

それでいい。

過去の自分を受け止めたい、マルしてあげたい
と、思ってる。

でも、受け止めることはできても
まだ本心からマルはできないみたい。

まぁでも、それもマル🙆🏻‍♀️かな。


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