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【イベントレポート】新春初ごみ拾い-みんなで海ごみなくそうDAY-

皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月5日(日)に、長瀬海岸にて【新春初ごみ拾い-みんなで海ごみなくそうDAY-】が行われました!
当日の様子をレポートします📣


新春初ごみ拾い-みんなで海ごみなくそうDAY-とは?

毎週フウドが行なっているビーチクリーンを、さらに多くの人と一緒にすることで海ゴミを減らし、海の環境を守ろうという目的で行いました。

ごみ拾いスタート📣

9時からのスタートでしたが、開始早々たくさんの方にお越しいただきました。
新年最初のイベントであったこともあり、皆さん出会った方と「明けましておめでとう〜」「今年もよろしくね!」と話ながらごみ拾いをしていたことが印象的でした☺️

お越しくださった方々には、はじめに海ごみ拾いのルールをいくつかお伝えし、日々のビーチクリーンで得たコツも伝授しました。

《ルール》
・拾ったごみはボランティア袋(江田島市役所で無料で頂ける赤いごみ袋)に入れる。
・自然物(葉っぱや竹、貝殻など)は海の栄養になるのでそのままにしておく。
・牡蠣パイプは別で集める。

《コツ》
・細かい発泡スチロールは熊手を使って集め、ザルで砂を落とすとたくさん拾える。
・運動だと思って始めるとごみ拾いが捗る!

皆さん、ご家族やお友達と一緒に楽しくビーチクリーンをしていました!

ブロワー登場⁉

︎作業をしていると、どこからかブロワーが登場!
細かい発泡スチロールをさらに効率的に集めようと、猪の精肉販売などをしているおきらくやのよっしーが持ってきてくれました。


実は、ビーチクリーンの1番の敵と言っても過言ではないくらい、発泡スチロールがごみの中で最も多く、砂浜に埋まって地層と化していたり、草木に絡まっていたりします。
それらを一気に風で飛ばして1ヶ所に集めることで、効率的に発泡スチロールを集めることができました。

白いのは雪ではなく、発泡スチロール😭

みんなで知恵を出し合いながら、効率的にごみを回収する方法を模索でき、皆さんと協力して取り組むことができました。

マイクロプラスチックの調査体験🧪

普段から、海岸清掃をしてくださっている佐木さんによるマイクロプラスチックの調査体験も行われました。

黒いプラ船に海水を張り、そこにザルで濾した一見きれいな砂を落としてかき混ぜます。
すると、段々と小さな白いものが浮いてきました。これが、マイクロプラスチックと言われる、細かいプラスチックなのです。

皆さん興味津々
水に浮いたものを網ですくう。
網ですくった中の白い点々がマイクロプラスチック。

このマイクロプラスチックが、魚などの体内に入り、私たちがその魚を食べることで私たちの体内に入って行くのです。一生で体内に蓄積される量は、大体クレジットカード1枚分のプラスチックになると言われています。
また、大気中にも取り込まれていき、雪にもマイクロプラスチックが含まれていると言われているそうです。

軽くて安くて加工しやすいと重宝され、この50年ほどで一気に普及したプラスチックですが、環境にこれだけの負荷を与えていることが実感できました。
参加してくださった方々も興味津々で実験の様子を見ていましたが、結果に衝撃を受けていました。

改めて、現状の深刻さを痛感し、今後の活動において大切な学びを得ることができました。

ごみ拾い終了!

3時間かけて集めたごみを前に、参加してくださった皆さんで集合写真を撮ってイベントを締めくくりました。

参加してくださった方は、総勢36名!
江田島市内のみならず、広島市内や遠いところでは五日市からご参加いただきました✨

3時間で集めたごみは
・ボランティア袋:59袋分
・牡蠣パイプなどの海洋プラスチックごみ:コンテナ1.5箱
になりました!

これからも、自分たちにできることを一つ一つ着実に続けていきたいと思います。

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
また、ご協力くださった江田島カヌークラブ江田島eスポーツクラブ@etajima_espo)の皆さまにも感謝申し上げます。

江田島ビーチクリーン情報

◾️フウド
毎週フウドが行っているビーチクリーンにも、皆さま、ぜひご参加ください!
ビーチクリーンの詳細についてはInstagramをご覧ください😌
@fuudo_etajima
@fuudo_umi

◾️せとうち海援隊
今回の【新春初ごみ拾い-みんなで海ごみなくそうDAY-】にもご協力いただきました江田島カヌークラブの皆さんも定期的に海岸清掃を行っています。

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