雪の心配から 燃やすごみについて
スキーの話から、少しごみの話へ移行しています。でも、ごみの話は、地球温暖化に関わり、雪の有無につながる大切な話です。
「燃やすごみ」
ごみの中で「燃やすごみ」は家庭ごみの原点ではないでしょうか。昔はごっちゃで何でも燃やすみたいな。今はごみが増えてそれで済まない時代ですね。ごみの焼却でCO2排出というのも、ここがメインかと。
この燃やすごみにも、いろんなものが含まれていて、分けられると資源になりそうです。工夫が必要ですが。
とくに紙はさまざまですね。職場では、コピー紙、カタログなどのカラー紙、雑誌・書籍、封筒、新聞紙や段ボールといろいろ分けています。これらとは別に細かな紙ごみがあり、自宅だと紙袋に溜めて紙で出します。
紙系ですが、スーパーでは、牛乳パックを収集しているお店もあります。パックはコーティングしているので、そのまま資源化はできないと思いますが、パックだけを対象にすれば、効率的に再生できるかもしれませんね。
こういった紙の全てを再資源化するのは実際には難しいのでしょう。でも、ここを研究対象にして、必ずしも再生紙でなく、トレイやスプーンなどのプラスチックに変わる素材でも良いので、たくさんの紙が資源化できると良いですね。
「生ごみなども」
燃やすごみには生ごみも含まれます。生ごみの理想的な処理としては、堆肥化ですよね。上手く堆肥として農業に利用できれば、こんな良いことはありません。しかし、燃やすごみから生ごみだけを分別して回収というのも難しいと思います。生ごみは匂って臭いので、つい紙で包んで閉じ込めたくなってしまいますしね。そのため、役所が生ごみだけを回収するには、生ごみ用の入れ物を配布するとかの大きな工夫が必要となるように思います。
堆肥にするといっても、作業は大変なので(よく分かっていませんが)、行政で簡単に対応できる話ではなさそうです。ここも進めるには課題がたくさんありそうです。
あと、生ごみではないですが、食用油の処分も大変ですね。そのまま油として回収し、不純物を取って燃料に混ぜる話があります。これだとCO2を出す方向で、個人的にはイマイチです。
「最終処分場との関係」
役所の案内によれば、ごみは最終的に、燃やしたり細かく砕いたりして、埋立処分場へ行くようです。この処分場というのは、もちろん限界があり、満杯になると捨てるところが無くなります。
役所としては、処分場が無くなると、ごみの行き先が無くなり困ります。ごみの削減を推進しているのは、この役所の都合からで、処理場の問題からのようですね。
「今後に向けて」
今、「燃やすごみ」として出されているごみも、細かく分別すれば、何らか資源化へ回すことができるように思います。こうして本当に燃やすごみを無くしていければ、ごみによるCO2排出も無くしていけると思います。
役所による対応はさまざまで、進んでいるところを参考に横展開して、全体のレベルを引き上げるような、高い位置からの活動も、必要なのではないでしょうか。
余談ですが、実際、自宅のごみを見ていると、なかなか指示通り理想的には分けることができていません。産業界にも協力してもらい、ごみとして廃棄の際に、分けやすい商品というのも、必要なんでしょうね。SDGsの12番「つくる責任、つかう責任」として。
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