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しろ

今日は白について。

春のお楽しみの一つに、新玉ねぎがあります。
ふだん出回っている玉ねぎは1カ月ほど風に当てて乾燥させるのだそうですが、新玉ねぎは収穫してすぐに出荷されるので、柔らかくて辛みが少なくてみずみずしいのが特徴。

そして、あの白さ!
パキッとした白ではなく、柔らかなふんわりとした白です。
かといって乳白色ほど黄みを帯びてはいなくて。
繭に包まれたような感じ、でしょうか。
(包まれたことはないけれど)
白というと、真っ先に思い浮かぶのがこの色なのです。

調理法は様々ありますが、やっぱり生で食べたいですね。
サラダという手もありますが、私が狂ったように作るのは新玉ねぎを調味料に漬けただけのもの。
くし切りにした玉ねぎを醤油と酢(もしくは醤油ポン酢)に漬けるだけ。
(お好みで輪切り唐辛子を入れてもいいですね)

これがほんとに美味しいの!
ご飯のおかずとしてはもちろんのこと、酒の肴にもなります。
最近発見したのですが、カレーの福神漬けやらっきょう漬けのポジションにもなりえますね。
サラダのトッピングにしてもいいし、卵焼きに混ぜると親子丼のような味わに。
要は、何にでも合うのです。

こんなに美味しいなら一年中出回ってほしいと思いますが、そうなったらつまらなくなるかな。
織姫と彦星じゃないけれど、年に一度だからこそ楽しみになるし有り難くも思うもの。

桜のように「ああ、今年もあなたに会えたね」 と愛でることができるのは幸せです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。



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