精神病家族の話17

こんにちは!ちゃーちゃんです。
見てくださってありがとうございます!
日々のモヤモヤを吐き出すためにnoteを始めました。

私は中学3年、受験生になった。
冬になると母が私の部屋にコタツを運んでくれ、受験勉強をしていた。
受験期の数カ月は割と落ち着いていて、兄が頻繁に部屋にくることもなかった。コタツで勉強しながら、母が夜食を持ってきてくれたり、楽しい記憶が残っている。

そして私は高校生になった。
兄は高校3年生に。付属高校へ通っていたので受験は必要なかったが、希望する学部に行くためか定期試験前はピリピリしていた。

ある日私と母が下のリビングで談笑していたら、ドドドドド…と上から階段を駆け下りてくる音が。
「うるさいんだよ!!勉強してるんだから静かにしろ!」

デジャヴ。
前の受験期は、引っ越し前で家も狭かったから我慢したけど。
今は戸建てで、兄の部屋は2階の一番端にあるのに。

あまりの形相に驚いてしまった。
母とは「そんなに大きな声出してないよね?」「ビックリしたね」「ほんとに嫌だ」とヒソヒソ話した。
それからは、話すときはリビングのドアを全て閉めたのを確認してから、声量も気にしながら話すようになった。

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