精神病家族の話⑩
こんにちは!ちゃーちゃんです。
見てくださってありがとうございます!
日々のモヤモヤを吐き出すためにnoteを始めました。
兄は無事第一志望の高校に合格した。
最終合格を聞いた時は嬉しかった。
やっと受験が終わった!そして離れて暮らすことができる。
入学まで、いつ引っ越すのかとソワソワしていた。3月下旬になっても引っ越す気配がない。
母に聞いてみた。すると
「あの話はなくなった」
と言っていた。
兄を溺愛している祖母と2人暮らしなら理想的な環境なのに。音も少ないから、きっと勉強もはかどる。
今考えると、元々祖母と両親の間で話をしていただけで、兄の意見は聞いていなかったのかもしれない。
自分が離れて暮らすのを望んでいる家族。
家族の中での自分の立ち位置が危ういのを感じたのではないだろうか。
だから、引っ越すのを嫌がった。
私は、それを楽しみに受験を応援してきたのに、これからも一緒に暮らすのかとガッカリした。
良い方向に変わると思っていた生活なのに、いつもの日常が続くと悟った。
それでも時々祖母宅に泊まることがあり、夕飯時に兄がいないと今日一日は平和なんだとホッとした。