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ロケットじゃないよね。
大学帰りにスタバのテラスでお茶をしていたら、すぐ隣のホールフーズが騒がしくなった。
同じ大学であろう男子学生数人が、あれでも無いこれでも無いとかぼちゃを吟味している。
さほど気にも止めず、クリームにマシュマロが浮いた甘いカフェラテの蒼い模様が美しいマグカップに指をかける。マグカップの先は男子学生とかぼちゃだ。
隠しているくせに気を引くような視線をチラチラとこちらに投げてくる。
正午すぎの光が眩しくまぶただけ少し持ち上げるように視線を伸ばす、何か仕上がったようだ。
私は頬杖をついたまま脱力し、親指を立てる。ついでにサービスで両手で〝はあと”を作ってあげた。
男子学生らは縦やら横やら色んな方向に飛んで飛んで褒められた犬のように去って行った。
通り過ぎる人達は笑っている。
女の子の集団の反応はさまざまだ。
世界共通の仲良くなれるカタチ。
なのかな?
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