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時を編むナンタケットバスケット⑧⑨

ナンタケットバスケット、8作9作目。
今回は急ぎのオーダーで、ミニクリークという名の楕円形のバスケットを2つ作りました。

10歳の双子のお子様へのお誕生日プレゼントだそうです。
お子様用なので両手があき、肩掛けが出来るといいかなと思い、手に持つ取っ手と肩掛けベルト用のDカンを付けました。
内袋は無くてもいいのですが、振り回して中身をばら撒く未来が見えるとおっしゃり、バスケットに合わせたファブリックを選び、これから手作りをされるそうです。

完成✨
同じ型を使っているのに、何か違う。
肩掛けにも出来ます。


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以下完成までの手順です。
ご興味がございましたらご覧下さい。
今回はややスピードアップをして作成したので、経過の写真を撮り忘れました。雰囲気だけでもどうぞ⚓️

よごれを落とした後に縦軸を切り出す。
14cmを43本。
カーブに合わせてカットし、サンディング、
底板にはめていく。
なんだか見つめられているような。
編み始める。
カーブに特徴があるので、
高さを均等に編み上げていく事に注意をする分、
他の型より技術が必要。
編み上がった。
縁を内外取り付けて釘で固定。
余分な縦軸を切る。
芦を巻いて縁を綺麗に。
全体にニスを塗り乾かす。
取っ手のチャーム。
これは全て手書き。
結局チャームはこの紫陽花にした。
今回はDカンも付けて、
このように組み立て…
取っ手を付ける。
余分な釘は切り金槌で叩いて滑らかにする。
肩掛け用のベルトの色合わせ。
完成✨


カフェなどで、バスケットを編んでいると、すれ違う殆どの方が足を止めて、
「美しい!」と言って下さいます。

「これはアメリカの伝統工芸ですよ。」と言うと大体の方が驚かれます。

「オードリーヘップバーンやジャクリーンも愛用していて…」の追い打ちでアメリカ人女性は落ちます♡

カルフォルニアでは1年中、紫陽花が咲いています。

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