内浦穂高
喜び 悲しみ 醜さ 美しさの結晶 生命を燃やして生き抜いた 僕の証達です。
心やこころを揺さぶってくれた、素敵な言葉の宝箱。 いつも素敵な言葉を紡いでくださってありがとうございます。
留めておきたい感銘を受けた論説や随筆を保管させていただいております!! 皆様いつも素敵な作品をありがとうございます。
エロティシズムに関する考察など
僕がこれまで生きてきた中で培った体験や知見に基づく対人関係法を記していきます。 『知に不誠実』であったり『表面的な人間の捉え方』を勧めたくないため、よくある対人啓発などとは多少異なるものになると思いますが、ご一読いただければ幸いです✨
「結局は」に僕は殺される 「つまりは」に僕は殺される 「要するに」に僕は殺される 傷だらけの体を引きずりながら 最期まで駆け抜けた魂が 貪欲な怠け者達に殺される 大地を打ち砕き続けた 血塗れの獅子の雄叫びが システマティックな要約に その誇りを汚される ポピュリズムを降り注がれた獅子の魂は 「理解」によって蹂躙され 彼らは子猫に姿を変えられ マンチカンのごとき柔らかさを以て 浅ましき人々に撫で回される 僕はまだ尊厳の家畜化に牙を向けている この心はわかりはしない 簡
風に1人歌い 小さい灯火を眺る ほんのりと橙色に染まった空の下 竹林から溢れる僅かな灯火 木々と戯れる鳥たちが どこかの空へと飛んでいく 鳥たちは鳥たちと流れ行き 僕は僕を道連れにして流れ行く 藪枯らしの向こう側で絡まる泡銭の和音は 白い砂の中へと消えていき 黒板に磔にされた 命を烟に例えた彼は どこで何を歌っているか 黒板よ、君にまた会いたい 僕はいつも空ばかり眺めていて 電線に鳥達が止まる時 空に生命が溢れ出す あの荒唐無稽なメロディが いつか歴史を語るだろう ド
青き日に抱いた初恋実れども 愛知らぬまま冬は来たれり
散らばった硝子の破片に君が映し出された瞬間 時計の針に再び鼓動が宿った 灰色の雲を割った光は泡沫の中で眩く笑って、色彩の響きを僕にくれた 君が描いた空色の音色 雲の上を軽やかに飛び跳ねて 今も硝子を照らしている 水色に溶けたシャボン玉 無垢に奏でるC-dur いつまでも きっといつまでも 僕の中で笑っている この音楽が君の中でいつまでも香りますように
今日は雨☂️ 晴耕雨読とは言うものの、時には幼い気持ちに戻って、雨の中を裸の感覚で駆け回るのもいいんじゃないかしら。
透き通る青い海へと落ちていく。 空が自由にスキップする頃、僕は彼女の笑顔に恋をした。 深海に花を咲かせる無垢な少女の、奔放さに戸惑っていた。 赤銅色の不協和音が響く世界の片隅で、君は透明な泡だった。 光の届かない海の底で、君はなにを思っていたのだろう。 触れてしまったら、抱きしめてしまったら もう君はいなくなってしまうから。 ただ歌声を貴女に翳して、その儚さに一束の愛を 青風は貴女に届くでしょうか この生命の波は貴女のこころに響くでしょうか さみしいぼくを
ー僕のフォロワーさんは学生さんも少なくないので、1人の大人としてお伝えします。 大人の言う「常識」や「モラル」「道徳」「倫理」に従順にならないでください。 一度は彼ら彼女らに思い切り逆らって、悪い子になってみてください。 そうして辿り着いた先で優しさや道徳を身につけられると思います。 本当に悪の世界に入ってしまうと取り返しがつきませんのでそれはおすすめしませんが、世の創作物などに力を借りて悪徳の世界や悲しみの世界に浸って見ることはおすすめします。 いかに世の大人のい
詩とはなにか 詩とは魂の慟哭だ。 それは知性や動物性に支配されるものではない。 詩とはもっと愚かしくていじらしいものだ。 詩はもっと僕を駄目にする。 それと同じくらいに僕の魂を研ぎ澄ませる。 詩人はもっと野蛮でいいし、同時に最も貴族的でなければならない。 僕は生命の肯定者だ!
「優しい」とは文字通り 憂う人の隣で寄り添うこと。 優しくしている自分が好きなのはただのお節介。 その人にとって心地よい癒しの空間を作る事が、僕が心がけている優しさだ。
最近忙しくて浮上できてなかったのですが、創作の方は変わらず続けていたので小出しにしていこうと思います✨ いつもコメントくださる方、なかなか返信できずに申し訳ありません……とってもとっても嬉しく思っています!! いつもみなさんありがとうございます!
【1首目】 快楽の海へ今すぐ飛び込んで 君と一緒に溺れ死にたい 【2首目】 麗しき乙女の頬が桃色に 染まるその時 僕は俯く 【3首目】 夜露舞う静かな街にて君想う ぼやけたカメラに写る記憶で 【4首目】 思い出を空に映して眺めても 沈む夕日に笑みは浮かばず 【5首目】 誰にでも心を心を開いているのなら 誰にもこころを開いてない 【6首目】 うつくしきこともなき世をうつくしく 住みなすものは心なりけり 【7首目】 もう二度と行くことのない西松屋 あの娘の笑顔を夜空に
【ポエケット参加のお知らせ】 9/22(土)のポエケットにおける短歌アンソロジーにて、短歌と文章にて参加をさせていただくこととなりました。 作品の方は提出が完了しております! 素晴らしい機会に感謝しながら、作品を描かせていただきました。 ありがとうございます!
久しぶりに大きく体調を崩してしまった。 しかし僕は実際この状況を静かに喜んでいる。 僕にとって風邪は一種の解放だ。 風邪によって体調を崩した時は忙しない生活において思考や責任の放棄が許される数少ない状態であり、難しいことを考えずに気楽に時の流れに身を委ねられる一時的な救済の状態に他ならない。 解決しなければならない諸問題に忙殺される現代社会の中で「風邪を倒す」ということにのみ集中すれば良いだけの状態は、普段相当に無理をして仕事や生活に勤しんでいる僕のような者にとって不
雲が軽やかに空を泳ぐ 風が草木を優しく撫ぜる 誰かが流した手紙はせせらぎの中で眠っている 巨大な青いゆりかごの中で全てのものが揺れている 静かな時を流れゆく薫風は柔らかなヴィブラートを奏でている 揺れる 揺れる 揺れる波の中に郷愁をじんわりと抱きながら
【1首目】 末黒野の風に吹かれて胸に問う 俺は今までなにをしてきた 【2首目】 それ以上来てはいけない 思い出は幸せなまま凍っていて 【3首目】 品格は 微醺を帯びた息遣い メッゾピアノの熱さでキスを 【4首目】 灰色よ 世界を永遠に包んでくれ 空を見上げていう独り言 5首目 しとしとと滴る雨の淑やかさ 孤独に恋し 灰色を抱く 【6首目】 大切なぬいぐるみさえ投げつけて 泣けよ喚けよ歩けよ乙女 【7首目】 帰るべき場所は部屋にはありはせず 1人で戻る場所があるだけ