#138: 柔らか頭で楽しくいこう、という話
たくさんの投稿の中から見つけてくださって、ありがとうございます。
何か新しい物事と出会った際にうまくやっていける人とそうでない人との違いって如実ですよね。
私はたまに登山に行くのですが、お互いに非日常環境の中であるせいか、見知らぬ人とすれ違い時に軽い会話をすることが多々あります。
先日も尾瀬に行き、のんびり歩きをしてきました。
尾瀬はマイカー規制がされています。
歩き終え、登山口から駐車場まで行くバスの出発待ちの間に名物の花豆ソフトを食べていました。
私は前夜は小屋泊で早めに戻ってきましたので、まだまだこれから出発しようという人たちで結構な賑わいでした。
するとすぐ近くで歩き始める準備をしていたかなり年上のおじ様が私に話しかけてきました。
お互いのコースの話などをする中で、ふと私が宿泊した山小屋についての話となりました。
そちらは若いご主人がチャレンジングな取り組みをしている、元気のあるところです。
私はその点にとても興味があり、今回は半ばそちらに宿泊することを主目的にしていたくらいです。
お宿ではそのご主人も明るく立ち働いていて、お客さんへにこやかにこまめに声をかける様子も見られました。
若いスタッフの皆さんもホスピタリティに溢れ、全体的に大変気持ちよく快適に過ごせました。
が、、、知人の宿泊経験談として、そちらに対する批判的な内容の話を聞かされてしまいました。
尾瀬は山小屋も多くそれぞれに個性を打ち出しつつ、さまざまな工夫をされています。
選択肢が豊富で、どこもそれぞれに特徴があって楽しいなと思うだけだったのですが、なかなかそう言った点が受け入れにくい人もいるんだな・・と思いました。
おじ様とそのご友人は昔ながらのシンプルな山小屋がお好きなようでした。
好みの問題ですが、いずれにしろその方ご自身の経験ではないんですよね。。。
そんなことがあり、認知の柔軟性や思考の柔軟性について思いをはせました。
先ほどのご老人との話はすれ違いざまのちょっとした雑談ですし、それに直接影響されたり、強制があったりするものではありませんので、「そういう考えの人もいるかもね」くらいのことでしたが、やはり年を重なると頑なになるという傾向は否めないのかな・・・が私に残りました。
あと、情報源がかなり限定的であることも気になります。
個人の性格がもっとも大きな影響を持つと思いますが、体力・気力の衰えとともに「もう別にこれでいい」的な思考に至ることについては母を見ていても思いを強くしています。
人生100年時代、大いに抗いたいものですが、自分ではなかなか自身の心の硬化には気づけないんでしょうね。。。
当日のその後の私はというと、最近遠出をする際によく利用する高速道路の周遊フリーパスを駆使して事前にネットで調べた寄り道をこなしながら、最後は直前にnote記事から見つけた美味しいラーメン屋さんで食事をし、大満足で帰宅しました。
高速の渋滞もこれまで数々の苦い経験を重ねていますので、事前に渋滞情報をチェック。
事故渋滞区間が伸びているところでしたので、手前のSAでメールチェック等をしつつ回避です。
とにかく、失敗してもいいのでまずは自分で経験!
この先もチャレンジを続け、柔軟性のあるおばあちゃんを目指そうと思いました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。